海外株式の特定口座サービス開始! 〜確定申告がぐんとカンタンになります〜(楽天証券)
楽天証券が外国株式/ETFの特定口座対応を宣言しました。
大手証券会社は特定口座対応済み
外国株式/ETFの特定口座対応は野村證券、大和証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券……など大手証券会社は対応していました。そういう意味では外国株式/ETFの特定口座対応は古くからなされているものなのですが、原則としてネット対応しておらず手数料も高いこともあって、主にネット証券を利用している個人投資家にとっては、特定口座で外国株式/ETFは取引できない状況でした。
2014年になってマネックス証券が先陣を切って対応
ネット証券でも今年からマネックス証券が対応を開始していました。とはいえ、インデックス投資家にとっては、マネックス証券は低コストインデックスファンドの取り扱いが比較的弱いことなどもあり、それほどインパクトも強くないというのが実情でした。
いよいよ本命の一角である楽天証券が登場
そこに今回のニュースです。SBI証券と楽天証券は広い商品を取り扱い低コスト等で競争している2大総合ネット証券ともいえる存在であり、その一角の楽天証券の外国株式/ETFの特定口座対応は大きな一歩です。
どうするSBI証券
SBI証券は楽天証券を明確にライバル視しています。株式売買手数料引き下げでも楽天証券が手数料を引き下げたら同日にそれよりも引き下げたり、楽天証券が取り扱いを開始した外国ETFがあれば、数日のうちに取り扱ったりしてきました。
そのような流れからすると、今回の特定口座対応も楽天証券に負けじと対抗してくるのでは……ということも考えられますが、システム対応もあるのでそう簡単ではないとも思えます。
どうなるでしょう。
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