ひふみ投信が第6期決算を迎えています。
そこで、以前にやったひふみ投信を日経平均(ニッセイ日経225インデックスファンド)と比較した考察のアップデート版として、ひふみ投信とニッセイ日経225インデックスファンドを比較してみます。
期間はひふみ投信が設定された2008年10月1日から2014年10月1日までです。
年間の成績を比較しましたが、多少の凸凹はありながらも「ひふみ投信-日経平均」は右肩下がりのトレンドです。以前の比較では上記のように書きましたが、最新の第6期では再びニッセイ日経225インデックスファンドとパフォーマンス差をつけています。第1期の31.4%、第3期の18.2%には及びませんが、10%弱アウトパフォームしました。
単年で10%近い差となれば、かなりの差であり素晴らしいパフォーマンスです。 (「ベンチマークや他ファンドに相対的に勝っても意味がない、絶対リターンこそ…」「個別株なら1年で●倍にもなるから…」という話はここでは無視します)
最近はひふみプラスも含めたひふみファンドへの資金の流入が加速しているようですが、日本株全体の好調もあった上で、さらに上回るようなパフォーマンスを出しているのですから資金が集まるのも必然的とも言えます。
私は投資していませんが、このひふみ投信は非常に注目したいファンドです。
日本株に投資するアクティブファンドに投資するなら必ず検討項目に入れるべき、として過言ではないファンドでしょう。
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確かに1年なら悪くないですが http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9C31108A&ct=z&t=5y&q=l&l=off&z=n&p=&a=&x=on&y=on&w=on&bc=%E6%AF%94%E8%BC%83
5年なら(対ジャスダック)とイーブン。
資金流入が増えれば(特定の)株価を吊り上げてしまい、バブルを引き起こし兼ねないですね(かつての1999年、2005年あたりもそれに乗った個人投資家が死滅しています)。