
1つ前に住信SBIネット銀行の3カ月定期預金が0.40%!と書きました。
ここでは住信SBIネット銀行の3か月満期の定期預金を良い商品として紹介しました。
この商品に限らず、一般的に満期の短い(1年以下)の定期預金は非常に狙い目の良い金融商品です。(※ただしメガバンクなどではなくネットバンクなど比較的金利の高いところ)
長期分散投資をしている人も生活防衛資金などとして蓄えている資金のいくらかをこの満期の短い(1年以下)の定期預金に回してよいでしょう。
魅力1:普通預金より高い金利
同じく資金を寝かしておくといっても、ただ普通預金に寝かしておくよりも高い金利設定になっています。また、流動性の高い商品としてMRFやMMFなどもありますが、これらの利回りよりも一般的には高い金利が設定されています。魅力2:拘束期間の短さ
普通預金などと比較して高い金利の引き換えとして、流動性は劣ります。定期預金はその満期まで預け続けないとその金利が適用されません。しかし、満期の短い(1年以下)の定期預金は満期が短く、生活防衛資金といった類の「何かあった時の資金」であれば、通常の生活をしているうえでは解約する必要はなく満期まで持ち続けていられる可能性が非常に高い。
魅力3: 仮に途中解約でも低いペナルティ
最後になりますが、これこそが最大の長所とも言えます。「魅力2: 拘束期間の短さ」と書きましたが、それでも満期前に解約したくなる場合があります。その場合もこの商品は抜かりがありません。普通の定期預金の場合、満期前に解約しても元本は確保されます、満期まで保有した場合よりも低い金利が適用されるのみです。
同じような確定利回り商品でも保険ではこうはいきません。保険の場合、満期前の解約では元本割れするケースがあります。また、個人向け国債10年(変動金利)も満期前解約でも元本は保証されますが、直近1年分の金利は捨てることになるので期間の短いという条件下では不利です。
他のリスク性資産の場合は、当然に元本割れのリスクがあります。
高い利回りを目指すには向いていませんが、何かあった時のための資金の振り向け先としては非常に有望な投資先でしょう。
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