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「十分にお金があったら投資する必要ないのに」という声を聞くことがあります。
特に金融ショックや投資詐欺案件などで何千万円/何億円も損した…ということが話題になった時に聞くことが多い。

しかし、実際は金持ちほど投資しているのが現状です。

よく富裕層データで使われる野村総研のNRI富裕層アンケート調査を見ても富裕層は預貯金以外のリスク資産に多く投資していることが分かります。(2007年→2012年では安全性資産の割合が増えてはいますが)

世界に目を向けてWorld Wealth Report等を見ても多くのリスク性資産に投資していることが分かります。


「十分にお金があったら投資する必要ない」という考え方は、「自分が生涯を終えるまでに必要が金額が確保できたらそれで十分」という個人(もしくは世帯)で完結した考え方に基づいていると思われます。

しかし、世界の資産家を見ていくと、必ずしも自分の財産を自分で全部使い切って死んでいくわけではありません。何代も続く資産家のように資産を次の世代に受け継いでいく資産家もたくさんいます。
彼らはその資産を現金として金庫に眠らせておくわけではなく、株式、不動産…といろいろなもので保有します。



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