先にアルゼンチン→新興国通貨の通貨安でFXが面白いことにと書きましたが、その主役の1人であるトルコリラに大きな動きがありました。
トルコ中銀が大幅利上げ−政治圧力はねのけリラ防衛に動く(ブルームバーグ)
トルコ中銀が大幅利上げ−政治圧力はねのけリラ防衛に動く(ブルームバーグ)
イスタンブール時間29日午前0時(日本時間同7時)にウェブサイトに掲載された声明によると、同中銀は1週間物レポ金利を4.5%から10%に引き上げた。翌日物貸出金利は7.75%から12%に、翌日物借入金利は3.5%から8%にそれぞれ引き上げられた。翌日物が4.25%の利上げ(7.75%→12%)、1週間物が5.5%(4.5%→10%)の利上げ。
首相など政府関係者から景気対策として低金利への要望もある中で難しいかじ取りを迫られているようにも思いますが、思いきった利上げだったようです。
それにしても為替の世界は非常に興味深い。ほんの数カ月前にはこんな話もありました。
トルコ2カ月連続利下げ 景気減速に配慮 (日経新聞)
この頃は通貨安競争なども騒がれており、各国が競って自国通貨安にもっていこうとしていたかのような話がありました。それが今度は通貨安になると通貨安防衛のため…と、はたから見ると何をやっているんだかという感じでもあります。
通貨危機と言うと、アジア通貨危機が思い浮かびますが、新興国で通貨危機は起こるのでしょうか。
「今後の市場動向を慎重に注視していきたい」(日本の政治家的発言)
それにしても為替の世界は非常に興味深い。ほんの数カ月前にはこんな話もありました。
トルコ2カ月連続利下げ 景気減速に配慮 (日経新聞)
トルコ中央銀行は16日、金融政策決定会合を開き、主要な政策金利となる1週間物レポ金利を0.5%引き下げて4.5%にすると発表した。利下げは2カ月連続。中銀が通貨高防止に加えて、景気減速への配慮を鮮明にしているとの見方が強まっている。昨年の5月の話です。トルコは通貨高防止として政策金利を引き下げています。それが今や通貨安防止のための大幅利上げです。
この頃は通貨安競争なども騒がれており、各国が競って自国通貨安にもっていこうとしていたかのような話がありました。それが今度は通貨安になると通貨安防衛のため…と、はたから見ると何をやっているんだかという感じでもあります。
通貨危機と言うと、アジア通貨危機が思い浮かびますが、新興国で通貨危機は起こるのでしょうか。
「今後の市場動向を慎重に注視していきたい」(日本の政治家的発言)
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