スーパーで買い物をしていると同じモノが店Aより店Bの方が安いケースがあります。
例えば、2Lのペットボトル入り飲料が158円 vs 148円のように。この数字だけ使ってどちらの方が得かを比較すると148円のお店が得になります。

しかし、現実はそう単純ではありません。
「店Aでお茶の値段を見たら店Bより10円高いことに気がついたが、店Bは遠く家の帰り道とも反対側」のような状況は往々にしてあります。
この場合、10円高い店Aで買うケースもあるでしょう。


金融商品の世界でも同じようなことが起こります。
その時々で新しくコストの低い投資信託が出たり、特定の証券会社でキャンペーンがあったりします。それらを極力活用すれば、いくらかお得にできるかも知れません。
しかし、即「得=やる」とはなりません。「それらの作業の手間」が様々な局面で顔をのぞかせます。

・口座開設で何らかの賞品がもらえるが、面倒くさいから申し込まない
・特定商品取引でのキャンペーンがあるが、面倒くさいからやらない


長期投資においてもこの手間=「管理コスト」とも言えるものは重要です。

投資を始めたばかりのころはやる気もあるので、いろいろなことが楽しくて仕方ありません。
Excelで毎週や毎月といった短い期間で損益やポートフォリオの比率を計算したり、効率的フロンティアを計算してみたり…これが楽しんです。

しかし、この情熱は大概長続きしません。最初は楽しかったExcel遊びは苦痛になります。そうなると酷い場合にはプラン通りの投資行動を取れなくなり…

長期投資においては「管理コスト」が重要な意味を持ってきます。


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