行政処分勧告を受けて賑やかになっているアブラハム・プライベートバンク及びいつかはゆかし。
その中で当然のようにこの件に関するプレスリリースや顧客への説明などを出しているのですが、多くの論理破綻を起こしております。
【明らかにおかしな主張編】
(1) あくまでも法令順守を強調
しかし、その他でひとまとめにした指摘の一つは下記であり、これは見解の相違で済む問題ではありません。
(2) Sagacious Trend Internationalなど知らないと言っていた
今回のハンサードからの手数料受け取りで使ったSagacious Trend International Co.,Ltdですが、今回の指摘を受けてアブラハム社はさすがに1円ももらっていないというわけにはいかず「関連会社(Sagacious Trend International)が確かに受け取っていたが広告料だ」(参考:http://www.news24.jp/articles/2013/10/03/06237438.htmlという言い訳をしています。
しかし、かつてアブラハム社の高岡社長は「STIという会社は知らない」(参考:http://facta.co.jp/article/201304001002.htmlと言っており、おかしな話になっています。
(3) 業務改善/業務停止命令をバカにしすぎ
「無登録の間は業務しないでね」は何の処分でもありません。これはアブラハム社に限らず全ての企業に通じるベースラインです。業務改善命令のみでは不十分と思われる業務停止命令を法令未違反者にも適用される話と一緒にするのは金融庁の処分をバカにしているのではないでしょうか。
【顧客をバカにしている編】
(1) 解約が少ないのは期待が高いと曲解
ハンサードでは「25年以上の積立の場合、2年以内の解約は全額没収」ですから、2012年10月からサービス開始の「いつかはゆかし」経由で申し込んだ人たちが解約する場合は投資額のすべてを失います。投資したお金をすべて失う解約を選ぶ人はそういないでしょう。
「解約したら1円も返さないよ」と言いながら「解約はわずかで、当社に対する期待が高い」と解釈するのはあまりにも顧客をバカにしていませんか。
(2) 過去実績が高いものを推奨というダメアドバイス
過去実績の高いファンドを紹介することぐらい誰でもできます。特にハンサードのファンドは公開されているので、私でもグーグルを使えば10分もあれば分かる話です。
過去にパフォーマンスが良かった株やファンドが将来も高パフォーマンスと言えないことは一般的に知られていることなので、過去実績で威張られてもそれはド素人のアドバイスの域をでません。これが投資助言の言うことか…
さすが前身の会社時代に投資助言で詐欺にあって顧客の投資資金のほとんどを溶かしてしまった会社の言うことは一味違います。
また、アブラハム社は「当サービスでは、お客様のライフステージに応じて、複数の金融商品への分散投資や、ポートフォリオのリバランスを適宜アドバイスしています」「会員のニーズに応じて適宜、ご提案をいたします」(参考:http://itsukaha-yucasee.jp/faq/qa13.html)と説明しており、ブログにおける高岡氏の主張では顧客ニーズに応じたアドバイスとはギャップがあります。
その中で当然のようにこの件に関するプレスリリースや顧客への説明などを出しているのですが、多くの論理破綻を起こしております。
【明らかにおかしな主張編】
(1) あくまでも法令順守を強調
法令遵守を徹底し、ビジネスモデル特許を申請していたにも関わらず、誠に残念ながら、弊社のビジネスモデルに関して当局と見解が異なりましたので
またその他の指摘についても真摯に受け止め、業務改善して参ります。あくまで法令違反はしているつもりはなかったという主張です。
しかし、その他でひとまとめにした指摘の一つは下記であり、これは見解の相違で済む問題ではありません。
(3)顧客の利益に追加するため財産上の利益を提供する行為
当社は、平成23年3月、投資顧問契約を締結した顧客から、過去実績から想定された投資実績に遠く及ばない等の理由で、当社が請求した助言報酬の免除等の依頼を受けた。
これを受け、当社は、当該顧客に対し、平成21年10月から同23年9月までの2年分に相当する助言報酬計9,397,882円を全額免除した。
(2) Sagacious Trend Internationalなど知らないと言っていた
今回のハンサードからの手数料受け取りで使ったSagacious Trend International Co.,Ltdですが、今回の指摘を受けてアブラハム社はさすがに1円ももらっていないというわけにはいかず「関連会社(Sagacious Trend International)が確かに受け取っていたが広告料だ」(参考:http://www.news24.jp/articles/2013/10/03/06237438.htmlという言い訳をしています。
しかし、かつてアブラハム社の高岡社長は「STIという会社は知らない」(参考:http://facta.co.jp/article/201304001002.htmlと言っており、おかしな話になっています。
(3) 業務改善/業務停止命令をバカにしすぎ
よって、今後は当社がしかるべきライセンスを取得すること(業務改善)を前提に、現在の正しいライセンスが無い状態(=「無登録営業」)を、一時業務停止する命令が金融庁から出る見通しです。アブラハム社社長の高岡氏はブログ(http://blog.stakaoka.com/archives/52154844.html)でこのように述べていますが、これは業務改善/業務停止命令をバカにしすぎでしょう。
「無登録の間は業務しないでね」は何の処分でもありません。これはアブラハム社に限らず全ての企業に通じるベースラインです。業務改善命令のみでは不十分と思われる業務停止命令を法令未違反者にも適用される話と一緒にするのは金融庁の処分をバカにしているのではないでしょうか。
【顧客をバカにしている編】
(1) 解約が少ないのは期待が高いと曲解
現在、アブラハム行政処分の報道が出た後も、お客様の解約は非常にわずかです。当社に対する期待が高いのを感じております。高岡氏はブログ(http://blog.stakaoka.com/archives/52154844.html)でこのように述べていますが、顧客をバカにしているのでしょうか。
ハンサードでは「25年以上の積立の場合、2年以内の解約は全額没収」ですから、2012年10月からサービス開始の「いつかはゆかし」経由で申し込んだ人たちが解約する場合は投資額のすべてを失います。投資したお金をすべて失う解約を選ぶ人はそういないでしょう。
「解約したら1円も返さないよ」と言いながら「解約はわずかで、当社に対する期待が高い」と解釈するのはあまりにも顧客をバカにしていませんか。
(2) 過去実績が高いものを推奨というダメアドバイス
「いつかはゆかし」では、海外金融機関を利用して、過去実績+13.96%(過去10年間平均)のポートフォリオをお客様に助言・推奨しておりました。高岡氏はブログ(http://blog.stakaoka.com/archives/52154844.html)でこのように述べています。
過去実績の高いファンドを紹介することぐらい誰でもできます。特にハンサードのファンドは公開されているので、私でもグーグルを使えば10分もあれば分かる話です。
過去にパフォーマンスが良かった株やファンドが将来も高パフォーマンスと言えないことは一般的に知られていることなので、過去実績で威張られてもそれはド素人のアドバイスの域をでません。これが投資助言の言うことか…
さすが前身の会社時代に投資助言で詐欺にあって顧客の投資資金のほとんどを溶かしてしまった会社の言うことは一味違います。
また、アブラハム社は「当サービスでは、お客様のライフステージに応じて、複数の金融商品への分散投資や、ポートフォリオのリバランスを適宜アドバイスしています」「会員のニーズに応じて適宜、ご提案をいたします」(参考:http://itsukaha-yucasee.jp/faq/qa13.html)と説明しており、ブログにおける高岡氏の主張では顧客ニーズに応じたアドバイスとはギャップがあります。
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