参議院選挙も近づいてきました。

2012年に書いたものですが、BLOGOSに転載された選挙で支持したい人がいないから抗議の意を込めて白票を投票…とは言うもののが何故かこのタイミングでTwitterで多少拡散されていました。(選挙に関するネタということで発掘されたんでしょうね…)


しかし、Twitterをチェックしている一部の人などを除いては半年以上前のエントリーを見つけて読む人などそうはいないので、過去のエントリーの焼き直しですが再度投票について書いてみます。

※参考:過去の選挙/投票ネタ
 ・「自分が投票したって何も変わらない」とかどうなんだろう (2012年12月11日)
 ・選挙で支持したい人がいないから抗議の意を込めて白票を投票…とは言うものの (2012年12月13日)

今回の参院選も相変わらずですが、積極的に投票したいという選挙にはなっていません。

そうすると良く聞こえてくるのが、
●「どうせ、おれなんかが投票してもしなくても結果は変わらないよ」
  ⇒投票しなくてもいいというあきらめ
●「ロクな政治家がいない! でも投票を棄権はしたくない。白票を投じてやる!」
  ⇒意識が高い白票を投じる行動


しかし、これらの行動こそが、ろくでもない候補者ばかりの選挙と結果を生み出します。
特に後者のような意識の高い抗議の白票が抗議行動と逆の結果をもたらすのは皮肉なことです。

棄権の白票はただの無効票です。有効票数を減らすことは組織に守られて組織票で当選を目指す奴らにとって好都合であり、抗議の白票=現在の既得権側を有利にするだけです。

投票したい政治家がいなくてもいいのです。どうしても当選させたくない人/政党以外を書いて投票するだけでも意義があります。


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