生命保険に代表される保険。医療保険に加えて、最近では就労不能などに対応する保険もあります。火災保険、地震保険、自賠責等々の保険もあります。
また、資産運用の世界でも国家デフォルトなどに備えて、無国籍通貨のゴールドへの投資のようなものもあります。

これらは「何かあった時」に備えるものです。何かあった時への対策を取っておくことは良いことです。

しかし、何かあった時の備えにコストをかけすぎてはいけません。

単純な入院のみならず、成人病になった場合、がんにかかった場合、鬱になった場合、女性特有の病気になった場合、通院治療の場合…といろいろな「何かあった時」に備える保険があります。
しかし、そのような万が一の備えを充実させるほどコストは嵩みます。それが何もなかった時の生活を逼迫しては本末転倒です。

万が一に備えて、万が9999が苦しくなっていいのか。それは釣り合っているのでしょうか。


財政破綻に備えたゴールド投資等もそうです。金価格のチャートを見ても分かりますが、ゴールドはそれなりに過激な値動きをします。

株式投資等をやっている一部の人々はいますが、預貯金が資産のコアという人が大多数です。
彼らが国家破綻というリスクに備えたいとして、預金をゴールドに振り向けるということは普段のリスクが大きくなることを意味します。
万が一に備えるためだけに日常を余計なリスクに曝すことは賛同できません。


保険にしろ資産防衛にしろ、「万が一」に備えることは重要です。しかし、備えることと同じくらい、「万が9999」のための資金を確保することも重要です。


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