久しぶりのいつかはゆかしネタです。
アブラハム・プライベートバンク社のメディア掲載一覧に「『月5万円×30年で老後資金1億円』は本当か?」が掲載されました。とあるように、FRiDAYにいつかはゆかしが取り上げられています。
これについては、いつかはゆかしの公式ブログやアブラハム社社長の高岡氏のブログでもでも取り上げており、以下のように書いております。
●いつかはゆかし公式ブログ
●アブラハムグループ社長ブログ
賛成意見と反対意見の両方が載っているかのように思えます……と、記事を読んだことがない人にはあたかも支持者がいるかのような記述になっていますが、実体は異なります。
FRIDAYの記事における登場人物は4者です。
(1) アブラハム社 高岡氏
(2) 山崎氏
(3) 藤田氏
(4) 岡本氏
アブラハム社の高岡氏は当然に自社の商品を徹底的に褒め称えます。
問題は残り3者のいつかはゆかしに対する意見です。
【山崎氏】
真っ向から否定的な意見です。
「30年間で年平均10%は無理。」「本当にそんなノウハウがあるなら自分で運用する(自分でやらないで相談料を集めているなら…)」と完全に否定しています。
【藤田氏】
こちらも単年度のリターンですら10%を狙うと45%の確率で-10%のマイナスになるギャンブルだと否定的です。
(高岡氏はこれに反論しています。)
【岡本氏】
賛否もない、無関係でした。
世界経済や投資一般における期待リターンのお話で、いつかはゆかしというサービスのお話はしていません。
ブログでは【記事内容も、賛成意見と反対意見の両方が載っており、読者が判断しやすく論点がフェアに整理されていました。】と書いてありますが、FRIDAYの記事内には反対意見が2つで賛成意見はどこにもありません。
もちろん商品の売り手側の高岡氏は味方ですが、普通は自分自身をカウントしないですよね…
賛成意見がない記事に対して賛成意見があると書くことにはどういう狙いがあるのでしょうか。
記事を読んでいない人に、反対意見ばかりではなく賛成意見もあったとアピールする狙いでしょうか。
FRIDAYの記事そのものはよくある批判記事で特筆すべきことでもなかったのですが、それに対するアブラハム社の解釈が非常に興味深い案件でした。
アブラハム・プライベートバンク社のメディア掲載一覧に「『月5万円×30年で老後資金1億円』は本当か?」が掲載されました。とあるように、FRiDAYにいつかはゆかしが取り上げられています。
これについては、いつかはゆかしの公式ブログやアブラハム社社長の高岡氏のブログでもでも取り上げており、以下のように書いております。
●いつかはゆかし公式ブログ
「いつかは ゆかし」に関する賛成意見、反対意見の両論を紹介した上で、最後に読者の皆様に判断を求めるというスタンスでした。弊社の主張に加え、経済評論家の山崎元様、中央大学で金融工学ご専門の藤田教授、投資教育家の岡本和久様がコメントされています。
●アブラハムグループ社長ブログ
記事内容も、賛成意見と反対意見の両方が載っており、
読者が判断しやすく論点がフェアに整理されていました。
賛成意見と反対意見の両方が載っているかのように思えます……と、記事を読んだことがない人にはあたかも支持者がいるかのような記述になっていますが、実体は異なります。
FRIDAYの記事における登場人物は4者です。
(1) アブラハム社 高岡氏
(2) 山崎氏
(3) 藤田氏
(4) 岡本氏
アブラハム社の高岡氏は当然に自社の商品を徹底的に褒め称えます。
問題は残り3者のいつかはゆかしに対する意見です。
【山崎氏】
一般論として、年10%の利回りで30年間、コンスタントに運用するなど無理な話です。
「すごい運用のノウハウがあるんだ」というなら、おカネを借りてでも自分で運用するのが金融の世界の常識。ですが宣伝費を使って会員を集め、あくまで投資指南をしているというなら、理由は少々分かりませんね
真っ向から否定的な意見です。
「30年間で年平均10%は無理。」「本当にそんなノウハウがあるなら自分で運用する(自分でやらないで相談料を集めているなら…)」と完全に否定しています。
【藤田氏】
利回り10%を達成できる確率を1年というスパンで考えたものですが、45%の確率でマイナス10%の元本割れを起こすのです。投資助言を謳うのなら、そうしたリスクも明らかにすべきでしょう
こちらも単年度のリターンですら10%を狙うと45%の確率で-10%のマイナスになるギャンブルだと否定的です。
(高岡氏はこれに反論しています。)
【岡本氏】
世界の経済全体で言えば、人口は増え、発展途上国の生活水準も上がり、インフラ投資も進むでしょう。世界の主要産業、企業の成長分くらいのリターンは期待できると考えられます。
賛否もない、無関係でした。
世界経済や投資一般における期待リターンのお話で、いつかはゆかしというサービスのお話はしていません。
ブログでは【記事内容も、賛成意見と反対意見の両方が載っており、読者が判断しやすく論点がフェアに整理されていました。】と書いてありますが、FRIDAYの記事内には反対意見が2つで賛成意見はどこにもありません。
もちろん商品の売り手側の高岡氏は味方ですが、普通は自分自身をカウントしないですよね…
賛成意見がない記事に対して賛成意見があると書くことにはどういう狙いがあるのでしょうか。
記事を読んでいない人に、反対意見ばかりではなく賛成意見もあったとアピールする狙いでしょうか。
FRIDAYの記事そのものはよくある批判記事で特筆すべきことでもなかったのですが、それに対するアブラハム社の解釈が非常に興味深い案件でした。
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途中から競馬の話になってしまって、ちょっと残念です。
せっかく、アブラハムPBが自信を持って「いつかはゆかし」をお勧めしているので、IBを駆使して「いつかはゆかし」で買えるファンドを全滅させるリターンの獲得目標で運用しています。
いくら海外の優良ファンドと言えども年10%なんて余程の良い市場を選ばない限り無理だろうなぁ。