日本版ISAが賑やかになってきました。(極々一部の投資をしている人の間で)
日本版ISAのメリットは設定枠内で投資した元本から得られる利益への非課税ですが、隠れた最大の功績は別にあるんじゃないかとも思えたりします。
それは、ISAを見越した各社のISA向けファンドの拡大です。
日本版ISAでは5年間の利益が非課税です。投資家としては薄利で売却してしまわずに5年間の非課税期間をみっちり利用して利益を伸ばしたいという思惑が働きます。
また、日本版ISAは1人1口座に限られます。
そうすると、日本版ISA口座を獲得した販売会社は当面の間、その顧客から資金を預かれる可能性が高い。
また、それに合わせてISA口座外の資金が入ってくることも期待できます。これは顧客獲得競争に明け暮れる各社にとっては重要です。
その場合、ISA口座を開きたくなるような商品を取り扱うことは一つの企業戦略です。投資信託のように保有時に手数料を取れる商品は最適です。
つい先日書いたように(低コスト投信に新星EXE-i(エグゼアイ)シリーズが登場)、このタイミングでEXE-iをSBIアセットマネジメントが組成してSBI証券が取り扱うというのは、日本版ISAとの関連があるとしか思えません。
あまり動きが無かったSBIアセットがここで突然長期保有向けの低コストファンドを出すということが、日本版ISAを抜きにすると不思議です。
また、運用会社側も日本版ISAに向けた動きが加速しているように見えます。
直接ファンドを運用/販売していた会社が、一般の証券会社でファンドを売るようにもなっています(ひふみ投信の姉妹ファンドであるひふみプラスがSBI証券等で買える等)。
これは通常の販売網拡大戦略でも説明できますが、日本版ISAが背中を後押ししているのではないでしょうか。
日本版ISAが1口座しか持てないとなれば、独立系投信でISA口座を開く人は少ないでしょう。日本版ISAの資金を取り損ねてしまう事を避けことが大手の証券会社で売り出した理由の1つと考えられます。
日本版ISAの主たる目的とは違うのでしょうが、投信の長期保有環境が整備されつつあるというのは非常に良いことです。
日本版ISAのメリットは設定枠内で投資した元本から得られる利益への非課税ですが、隠れた最大の功績は別にあるんじゃないかとも思えたりします。
それは、ISAを見越した各社のISA向けファンドの拡大です。
日本版ISAでは5年間の利益が非課税です。投資家としては薄利で売却してしまわずに5年間の非課税期間をみっちり利用して利益を伸ばしたいという思惑が働きます。
また、日本版ISAは1人1口座に限られます。
そうすると、日本版ISA口座を獲得した販売会社は当面の間、その顧客から資金を預かれる可能性が高い。
また、それに合わせてISA口座外の資金が入ってくることも期待できます。これは顧客獲得競争に明け暮れる各社にとっては重要です。
その場合、ISA口座を開きたくなるような商品を取り扱うことは一つの企業戦略です。投資信託のように保有時に手数料を取れる商品は最適です。
つい先日書いたように(低コスト投信に新星EXE-i(エグゼアイ)シリーズが登場)、このタイミングでEXE-iをSBIアセットマネジメントが組成してSBI証券が取り扱うというのは、日本版ISAとの関連があるとしか思えません。
あまり動きが無かったSBIアセットがここで突然長期保有向けの低コストファンドを出すということが、日本版ISAを抜きにすると不思議です。
また、運用会社側も日本版ISAに向けた動きが加速しているように見えます。
直接ファンドを運用/販売していた会社が、一般の証券会社でファンドを売るようにもなっています(ひふみ投信の姉妹ファンドであるひふみプラスがSBI証券等で買える等)。
これは通常の販売網拡大戦略でも説明できますが、日本版ISAが背中を後押ししているのではないでしょうか。
日本版ISAが1口座しか持てないとなれば、独立系投信でISA口座を開く人は少ないでしょう。日本版ISAの資金を取り損ねてしまう事を避けことが大手の証券会社で売り出した理由の1つと考えられます。
日本版ISAの主たる目的とは違うのでしょうが、投信の長期保有環境が整備されつつあるというのは非常に良いことです。
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楽天証券だと、今、持っている海外ETFや米国株式を入れてしまい、高い配当利回りを国内源泉税非課税で運用する事を考えています。
ですがSBI証券も捨てがたい、投信を持てば残高に合わせてポイントも貰えて、しかもEXE-iやAVEST-Eなど良質な投信も買えます。
楽天証券からSBI証券に海外ETFを移管するのかも考え中です。
IBだと、基本はISAには非対応になると思いますが、配当利回りの高いETFや外国株式を買えますし、万が一、相場が下落した時のヘッジポジションも建てられるので、どれかが唯一の正解にはなりそうにも有りません。
実際にスウェーデン株を持っていますが配当利回り4%で買っており税金が怖い。