ひふみ投信」と「ひふみプラス」を取り上げます。

ひふみ投信はレオス・キャピタルワークスが直販で運用するファンドです。一部の個人投資家からも支持を集めているファンドで、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」でも2011、2012年と連続で上位に入賞しています。
(最近は少し負けていますが)日本株に投資するファンドでは名高いJFザ・ジャパンといい勝負をしており、この高いパフォーマンスも人気に拍車をかけています。

そのひふみ投信と同じひふみ投信マザーファンドに投資しているのがひふみプラスです。

2つのファンドの違いは、レオスの直販がひふみ投信、非直販がひふみプラスというくらいで大きな違いはありません。(他には信託報酬が長期保有で逓減されるor総資産残高で逓減されるの違いはあり)

この2つのファンド(特に「直販」vs「非直販」という点)に注目してみると、ひふみプラスがもっと注目されていいのではないでしょうか。

ひふみ投信は現在ではネット証券大手のSBI証券で販売しています。(この1月には上光証券も販売会社に加わりました)
ひふみ投信を買うには口座開設が必要になりますが、SBI証券口座保有者ならひふみ投信マザーファンドに投資するファンドを買うために口座を開設する必要はありません。ひふみプラスを買えばいいのです。

私も良いファンドを求めて口座開設を繰り返して口座の数が増えてしまい、口座管理や資産の把握が大変になってしまった経験もあります。口座を集約して管理できる利便性は大きい。
また、入金等に関してもひふみプラスではSBI証券の仕組みを使えます。住信SBIネット銀行のハイブリッド預金との連携サービスを使ってスポットで購入することも簡単です。

ひふみ投信には長期保有における信託報酬逓減というメリットがありますが、それ以外はひふみプラスの方が投資家にとって優れているでしょう。

ひふみ投信もいいですが、同等かそれ以上にひふみプラスが人気を集めていいのではないでしょうか。


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