パクリ、 他ブログにインスパイアされた企画の2年目です。
2012年に当ブログ経由でAmazonで購入された本のランキング(冊数)です。紙とKindle版がある場合は合算しています。
9位に同数で3冊が並んだ都合上、11冊を紹介させていただきます。
●第9位 (3冊あります)
『
金融商品にだまされるな!
』は私のお気に入りの吉本佳生氏の著書でも特におすすめの1冊です。前年は2位でした。クイズ形式で世の中にある金融商品広告をぶった切っており、ほとんど金融知識がない人でも、これを読めば金融商品や金融広告のカラクリが分かるようになる本です。
『
となりの億万長者―成功を生む7つの法則
』は億万長者の実像をとらえようとした読み物の定番です。他にも類似の本はありますが、このジャンルでは外せない1冊です。
『
いま債券投資が面白い!―資産運用の世界を変える債券投資のススメ
』は珍しい債券投資の本です。投資と言えば株式がトップで他には為替やデリバティブ…というイメージが広まっていますが、世界最大の投資商品は米国債であり、本来なら債券投資こそが王道のはずです。そういう投資の王道である債券投資にフォーカスした読みやすい1冊です。
●第8位
『
敗者のゲーム―金融危機を超えて<原著第5版>
』が8位にランクイン。『
ウォール街のランダム・ウォーカー
』と共に永遠の定番ともいえる名著です。
パッシブ投資(インデックス投資)に興味をもたれたら是非とも読んでほしい一冊。
●第7位
『
超簡単 お金の運用術
』はタイトルの通り、分かりやすく山崎元流の投資方法について説明している本です。他にも山崎氏の著書は多数ありますが、山崎氏が推奨する投資法を知るにはこの本が一番わかりやすいように思います。
※Kindle版も出ているようです⇒『
超簡単 お金の運用術 (Kindle版)
』
●第5位 (2冊あります)
『
インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流
』は私のバイブルの一冊。インデックス投資の神髄を"これでもか"とばかりにバンガードの創始者であるボーグルが熱く(?)語ります。
『
われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う
』は、2011年に
土屋賢二氏の別の著書を推薦した関係で売れた本です。
ザ・ユーモアエッセイであって投資やマネーは一切関係ない本です。
●第4位
『
純粋ツチヤ批判
』は、上にも書いたように
示唆に富む 土屋賢二氏の藤巻健史氏評で紹介した本です。電車の中で読むことを強く推奨する本です。修行になります。
●第3位
『
数字のカラクリを見抜け!
』は上でも出てきた吉本佳生氏の著書です。
『
金融商品にだまされるな!
』は金融広告に特化していましたが、これは世間一般で出てくる数字に切り込みます。ニュースの受け取り方などが変わる(かもしれない)一冊です。
※Kindle版⇒『
数字のカラクリを見抜け! 学校では教わらなかったデータ分析術(Kindle版)
』
●第2位
『
証券会社が売りたがらない米国債を買え!
』が2位にランクイン。
これは良いも悪いも含めて
その1、
その2、
その3と3回も取り上げた効果があったと思われます。ブログを書いた時に一気に売れたというのではなく、コツコツと売れていたようなので安定した人気があるのかもしれません。
※Kindle版⇒『
証券会社が売りたがらない米国債を買え!(Kindle版)
』
●第1位
『
理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性
』が堂々の第1位です。
これは12月16日の衆議院選挙の結果を受けて12月19日に書いた
理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 (Kindle版)
』
2012年はあまり本の紹介はしてきませんでしたが、このようなランキングになりました。
『
理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性
』は自信を持って推薦した本であり、1位は嬉しい。
たまたま吊るされた男さんのブログを発見し、過去記事を数十記事程、読まさせて頂きました。
2つ程、質問をさせて下さい。
過去記事で損切りについての記事がありましたが、
私の自分勝手な計算では、損切りは特殊事情がない
限り考える必要がないとの結論なのですが、
吊るされた男さんは、損切りは必要な手段であると
思われるでしょうか?
もうひとつは、統計的な考え方や確率論的な考え方に
より論理展開をされていらっしゃいますが、
統計論と確率論の違いを吊るされた男さんは、
どのように解釈されていらっしゃるのでしょうか?
ぜひ御教授お願い致します。