最近の株高及び微妙な円安の流れの中、分散保有(積立)投資派でプラスになった人が多くなってきているように思います。
特にインデックス投資という言葉が少しずつ広まりだして、それを受けてインデックス投資を始めたような人はほとんどがプラスになっているのではないでしょうか。

こうなってくると、昨今までの相場の落ち込みで「分散投資なんてダメ、安全に預金しておいた方が勝ち」のような意見(例えば「都合がよい期間を選んだデータに騙されるな」で紹介した藤沢数希氏のような人)は鳴りを潜めます。
一方、投資している側は、得られているリターンに基づいて分散投資は素晴らしいと言いたい気持ちが湧き上がってきます。しかし、安易に現時点の結果に基づいた価値判断はしない方がよいでしょう。
それでは、ある時点のスナップショットで安易にインデックス投資(パッシブ投資)を批判していた連中と同じレベルに堕ちてしまいます。

また、ここから10%や20%簡単に下落するかもしれません。それどころかもっと下がるかもしれません。インデックス投資(パッシブ投資)派の多くがプラス転換しつつあるはずですが、調子には乗りすぎないように。


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