Long-term savings from benchmark changes anticipated for some Vanguard funds
各種インデックスファンドに注目するブログでも取り上げられていますが、バンガードが22本のインデックスファンドのベンチマークをMSCIからFTSEもしくはCRSP(University of Chicago's Center for Research in Security Prices)に変更するという決定をしました。
・International Stock Index Fund → FTSEへ
・Domestic Stock Index Fund → CRSPへ
ベンチマーク変更の対象ファンドとどういうベンチマークに変わるの?
バンガードのリリースにある以下の表のとおりです。

何故、ベンチマークを変更するのか?
ベンチマークの利用コストの削減。
ベンチマークを利用するにはインデックスプロバイダーに利用料を払う必要があり、FTSE及びCRSPの方がMSCIより安い条件で契約できるようです。これによって投資家はエクスペンス・レシオの低下を期待できます。
指数変更による投資対象/売買の影響は?
指数を変更することによって、以下のような問題も生じます。
・投資対象の変更
・銘柄売買に伴うコスト発生
バンガードは銘柄入れ替えについては影響が小さくなるように気を付けて行うと言っています。
投資対象の変更については、VWO(新興国株式)を見ると大きな影響があります。従来のMSCI Emerging Markets Indexでは韓国が組み入れられており、その比率は約15%です。ところが新しく採用されるFTSE Emerging Indexでは韓国は含まれていません。この入れ替えの影響は無視できないでしょう。
MSCIへの影響は?
このバンガードの決定を受けて、MSCIの株価は急落しました。35.82ドル(10月1日)→26.21ドル(10月2日)と1日で26.8%の下落です。
今回の22ファンドからの収益のみならず今後もMSCI離れがおきることも織り込んだ値動きでしょうが、市場は厳しい評価を下しています。

Over a number of months, 22 Vanguard index funds will chanこでge the benchmarks used to measure their performance. Six international stock funds will transition to established FTSE benchmarks, while 16 U.S. stock funds will move to new benchmarks developed by the University of Chicago's Center for Research in Security Prices (CRSP). These changes apply to all the funds' share classes, including exchange-traded funds (ETFs).
各種インデックスファンドに注目するブログでも取り上げられていますが、バンガードが22本のインデックスファンドのベンチマークをMSCIからFTSEもしくはCRSP(University of Chicago's Center for Research in Security Prices)に変更するという決定をしました。
・International Stock Index Fund → FTSEへ
・Domestic Stock Index Fund → CRSPへ
ベンチマーク変更の対象ファンドとどういうベンチマークに変わるの?
バンガードのリリースにある以下の表のとおりです。

何故、ベンチマークを変更するのか?
ベンチマークの利用コストの削減。
ベンチマークを利用するにはインデックスプロバイダーに利用料を払う必要があり、FTSE及びCRSPの方がMSCIより安い条件で契約できるようです。これによって投資家はエクスペンス・レシオの低下を期待できます。
指数変更による投資対象/売買の影響は?
指数を変更することによって、以下のような問題も生じます。
・投資対象の変更
・銘柄売買に伴うコスト発生
バンガードは銘柄入れ替えについては影響が小さくなるように気を付けて行うと言っています。
投資対象の変更については、VWO(新興国株式)を見ると大きな影響があります。従来のMSCI Emerging Markets Indexでは韓国が組み入れられており、その比率は約15%です。ところが新しく採用されるFTSE Emerging Indexでは韓国は含まれていません。この入れ替えの影響は無視できないでしょう。
MSCIへの影響は?
このバンガードの決定を受けて、MSCIの株価は急落しました。35.82ドル(10月1日)→26.21ドル(10月2日)と1日で26.8%の下落です。
今回の22ファンドからの収益のみならず今後もMSCI離れがおきることも織り込んだ値動きでしょうが、市場は厳しい評価を下しています。

【関連コンテンツ】
http://www.shimagin.co.jp/kojin/tameru/toshi/pdf/b50k_100731.pdf
さて、FTSEとMSCIと費用の多寡だけじゃなく、組み入れ国、銘柄も違って投資結果も多少は変わってくるでしょうね。FTSEとMSCI(最低限、同じ通貨建てで)の長期指数チャートを比較したら面白そうです。新興国なんか、韓国0%と15%の違いとかも。
私が思う、ダメ駄目インデックスはシティ世界国債インデックスかな〜♪。S&Pの格付けでPIGSなんか入っている(いた)し、南ア、メキシコ、マレーシアとか「?」です(笑)。これだったら米、仏、豪、加、英辺りの国債(ゼロクーポン債)または代用で世銀債のほうがマシだと思う。そもそもS&PはサブプライムローンにAAAの格付けした会社ですからね(汗)。
その他、高配当ETF(1698)なんてのもダメ駄目インデックスかな〜♪。どういう選考基準か調べる気もないけど、無配転落するような電力会社が6社も入っているんじゃね(汗)。
まあ、PIGSも電力会社も”結果論”でしかないんですが、ダメ駄目”インデックス”を見分ける力も必要ですね。