投資に関するいろいろな営業トークがあります。
直接金融商品を売る人だけではなく、投資セミナーや本で儲けている人、利害関係者等いろいろな方がいますが注意が必要です。

その中には、箸にも棒にもかからないトンデモナイ営業トーク(元本保証で毎月10%の配当金とか)もありますが、それはちょっとした常識があれば見破れるので問題ないでしょう。

ここでは、まともっぽいことを言っているが実はおかしいという例をいくつか挙げてみます。



(1)小数の法則
数少ない例を一般化する法則です。
「XXで●万円を△億円に」(XXにはFXでも先物でも、何でも入れてください)
こんな話は現実に起こりえます。しかし、これを一般化して誰でも努力すればそうなれるかもしれないと思ってしまうのは危険です。
なかなか当選しない年末ジャンボ宝くじでも世間を見渡せば100人以上の人が1億円以上を当てているのです。1回の宝くじだけで「XXで数千円を●億円に」という多くのエピソードを集めることも可能です。
たかが数人の成功者の事例を出されただけでその方法が儲かると思ってしまうのは非常に危険です。


(2)生存者バイアス
1にもつながりますが、たまたま生き残った(成功した)ものだけが取り上げている場合が多々あります。
『パフォーマンスが良かった投資信託10選』なんて、3000本以上も投資信託があって多種多様な運用をしていれば、パフォーマンスがいいファンドが10本くらいあるでしょう。10万人でコイン投げをすれば10回連続表が出る人も100人近くでるだろうというように、ただの運が良かったものかもしれません。
その裏にいる屍の数を数えなくてはいけません。


(3) 都合のいい期間を選んでいる
これは一見緻密そうな数字を使うので、先の2つより騙されやすいかもしれない。
トラッキングレコードがあると信用度がアップします。しかし、その心理を利用して都合の良い期間のデータを使い、あたかもその商品が素晴らしいかのように説明する方法は往々にして用いられます。

「直近3年間のパフォーマンスを比較すると…」「5年前に投資していた場合…」「2000年~2005年のデータを見ると…」・・・いろいろありますが、何故その期間を選んだのでしょう?他の期間ではその主張に都合が悪かったのではないか?
疑ってみるべきです。

※参考:都合がよい期間を選んだデータに騙されるな


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