女性雇用について。

女性を雇用することについてはいろいろな意見があります。

「男女平等であるべきだ」という道徳論。「女性は仕事を続けるにしても出産・育児休暇というハンデがあるから登用しにくい」という意見。それに対して「育児を女性のものとするな。男性もやればいい」という意見…いろいろあります。

結論は価値観をどこに置くかで多少変わってきます。

しかし、例え女性に出産・育児休暇というハンデがあったとしても、女性登用は十分に有効であり進めるべきでしょう(明らかに女性が適さない特殊な環境は除く)。

以下は個人の能力が正規分布するとして、能力(貢献力?)を横軸に取って男性/女性別に書いたグラフです。女性は出産・育児休暇等のハンデ等を考慮して平均的な能力が男性より劣るとしています。(女性の方、ごめんなさい。あくまで思考実験ですので、ご容赦下さい。)
Men_Wemen

平均的な能力、集団としては男性>女性です。でも、だから男性から採用すればいい…とはなりません。

「集団として優秀だから男性グループから採用すればいい。レベルの低い集団から良いものを選ぶより、レベルの高い集団から探した方が効率的だ。」
これはその通りです。

ただし、ライバルがいなければ…という条件付きです。
同業他社も同じことを考えて男性グループからの採用に重点を移せば、男性グループの優秀な人材確保はレッドオーシャンになります。結果、男性グループから必要な人数を確保しようとすると、優秀な人材を取り放題の一部企業を除いては正規分布の左側の人材に手を延ばさざるを得なくなります。

男性グループがレッドオーシャンとなる中で女性グループに目を向けると、集団としての平均的能力は劣っていたとしても女性グループの上位は男性の中位よりも優れています。女性の中位で見ても男性の下位グループから比べれば優秀です。

他企業が女性活用に手を付けていなければ、ここに進出することがブルーオーシャン戦略として有効になります。

※そもそも出産・育児を含めてどれほどハンデがあるのかは…


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