公的年金を運営しているのは独立行政法人のGovernment Pension Investment Fund (GPIF)です。
そのGPIFのサイトに『平成23年度業務概況書』がアップされていました。

全114ページのPDFファイルですが、この38枚目(ページ数は32ページ)に【7. 手数料コストの効率化】という章あり、ここでコストについて言及されています。

GPIF_h23_01


GPIF_h23_02

全体で0.02%と非常に安い。
各アセットを見ても一番高い外国債券で0.06%と零細個人投資家では望むべくもない低コストになっています。

この中で面白いのは国内株式と外国株式のコスト。
リテール向け商品では国内は安く海外は高くなっていますが、GPIFの平成23年度は「国内株式0.05% vs 外国株式0.04%」になっています。これは興味深い数字です。


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