主にインデックスファンドを利用した長期分散投資はつまらないという評価もあります。

自分で企業分析したり、タイミングを見計らって売買するような楽しみはありません。優待を待ち望むこともありません。自分が信じたファンドマネージャの判断やコメントに一喜一憂することもありません。

うん、つまらない。


しかし、つまらないことは資産形成の手段として投資を考えた時にはメリットでもあります。

投資を趣味にする人は別ですが、そうではないその他大勢の人にとって投資はあくまで資産形成のためにやることにすぎません。貯蓄として銀行にお金を預けておくのと同じことです。
投資なんぞに貴重な自分の時間や労力を使っている場合ではありません。

だから投資はつまらなくていいのです。
資産形成のために人生の貴重な時間を取られるのは無駄です。必要最低限の時間を割くのは仕方ありませんが、それ以上の時間を使うのはもったいない。
投資に労力を割かない分、仕事に精を出してもいい。家族との時間を大切にするのがいい。勉強に励んでもよい。趣味に時間を使ってもいい。友人と遊ぶことや旅行に時間を使ってもいい。

なまじ、投資が面白いと困ったことになりかねません。
投資にはまって仕事が疎かになる、投資にはまって家族との時間を持たなくなる…これでは本末転倒です。
「資産形成として」の投資はつまらなくてもよいのです。


※ギャンブルとしての投資の楽しさは肯定します。それを趣味にできる人はそれで楽しめば良し!!


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