生き残る独立系投信会社、死にゆく独立系投信会社(各社の経営状況)

このエントリーの補足/追加です。


上のエントリーでは各社の損益を見ました。

では独立系投信がどうなるか?

私の考え方は極めてシンプルで、良いファンドは生き残り、ダメなファンドは淘汰されると予想します。(答えになってない?)
良いファンドには資金も集まり、資金が集まることが見込めれば将来の黒字化が見えてくるので短期的な赤字に耐える出資も受けやすい。ダメなファンドはその逆の現象が起こります。

そういう意味では実名を出して申し訳ありませんが、クローバー・アセットマネジメントは詰めろがかかっていると言えそうです。また、ユニオン投信なども特徴を出し切れずに厳しいように見えます。

コモンズ、ひふみ、結い2101は日本株への厳選投資で注目を集めやすいですが、パフォーマンスが悪ければすぐにでも忘れ去られそうな存在であり、このグループはパフォーマンス次第でしょう。JFザ・ジャパンのように実績を積み重ねていければ資産が集まるのではないでしょうか。



ブームの時期に設立された独立系投信の整理が始まる時…そこが独立系投信が真に運用の世界の土俵に立つ第二幕の幕開けだと思っています。


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