あまり表立っては出てきませんが、日本証券業協会という団体があります。
全国の証券会社を構成員とする社団法人として1973年7月に設立。
協会員の行う有価証券の売買その他の取引等を公正かつ円滑ならしめ、金融商品取引業の健全な発展を図り、もって投資者の保護に資することを目的としていて、具体的には以下のような業務を行っている団体です。
(1)自主規制業務
(2)金融商品取引等及び市場の発展に資する業務
(3)国際業務・国際交流
など。
・参考: 日証協とは



その中に「公社債店頭売買参考統計値関係」というコーナーがあり、ここで公社債の店頭取引の日々の市場実勢が公開されています。具体的には「公社債店頭売買参考統計値/格付マトリクス表 ダウンロード」からダウンロードできます。

ここに行くと膨大な種類の債券の取引価格/利回りが分かります。

例えば2012年6月1日で売買参考統計値をダウンロードすると7357種類の債券の情報が掲載されています。国債、地方自治体債、社債、外資系企業のサムライ債など多くの債券の情報が載っており非常に重宝します。

新発の個人向け社債の購入をを検討する時に既発の債券と比較するなど活用できると思われます。

参考エントリー:SBI社債売切!! これってどうなの?


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