Growth Vs. Value Investing (Seeking Alpha)
S&P500のバリューインデックスとグロースインデックスの比較記事です。
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過去20年の結果では、各年度のリターンの単純平均ではグロースが0.32%勝っているとのことです。
 ・バリュー:8.98%
 ・グロース:9.30%

各年の成績を掛け合わせていった場合、1992年-2011年では以下のようになり、やはりグロースが勝っています。
 ・バリュー:+122.65%
 ・グロース:+133.16%

ただし、リスクは「バリュー:17.87%」「グロース:21.33%」となっており、シャープレシオで見ると以下のようにバリューが勝っています。
 ・バリュー:0.23
 ・グロース:0.20

色がついている方が各年度で勝った方ですが分布が面白い。この20年に限れば明らかにトレンドがあります。
近年は「バリュー投資は有利だ」と結構言われていますが、2000年-2006年のバリュー7連勝のパフォーマンスがあったからこそという気もしてなりません(直近5年のグロース5連勝を除いた15年間で見るとバリューの方が成績が良くなります)。

このような傾向が続くならば前年の勝ち馬に乗る順張り(Momentum)の成績が良いという話ですが、今後もこのような傾向が続くのか。


・参考:グロース株投資 VS バリュー株投資の勝負はモメンタム投資の勝ち (HYIP de orz)


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