東証には東証一部の業種別ETFが存在します。

ETF一覧 -日本株指数(業種別)- (東証)

●大和証券投資信託委託のダイワ上場投信・TOPIX17シリーズ
●野村アセットマネジメントのNEXT FUNDS上場投信シリーズ

ダイワ上場投信・TOPIX17の信託報酬は0.18%、NEXT FUNDS上場投信の信託報酬は0.32%です。


このETFの出来高が極端に少ない。1日の出来高が0というETFすらある悲惨さです。

そんなにダメですか?

もっと活用されていいと思っています。自ら銘柄選定をして運用したい投資家がもっと活用していいはずです。
いろいろな運用スタイルが思いつきますが、私の一押しは「個別銘柄のロング + その業種別ETFのショート」のロング・ショートです。


個人が多くの銘柄の企業を分析することは多大な労力がかかり、あまり現実的ではありません。しかし、ある業種に絞れば少しは集中して企業分析ができます。
その分析で、同一業種の中で同業他社より有望そうな企業を見つけた時に「個別銘柄のロング + その業種別ETFのショート」でしょう。

ある銘柄が有力だと思っても日本株全体が下がってしまうと、株価が低迷することはあります。また、業種内では相対的に優秀でもその業種が他業種に喰われてしまって業界全体で沈んでしまうこともあります。これではせっかく有力だと思う銘柄を見つけ出した個人投資家にとって一番ストレスがたまる展開ではないでしょうか?
そのストレスから解放されるのが業種別ETFのショートです。

業種別ETFを売っておけば、日本株全体が下げた時はETFのショートから利益が得られます。
また、その業種が他業種に喰われつつあり、業種全体の株価が全体的に下がっていったとしても、選んだ銘柄の下げが小さければ、ETFショートとの差から利益になります。

自分の見立てが正しければ、相場環境に左右されずに利益につながります(見立てを誤れば損失)。

当然、この逆で業種の中でダメだろうという企業を見つけて、「個別銘柄のショート+業種別ETFのロング」もありでしょう。

空売りを駆使する個人投資家も多いのですから、その一部の人だけでもこういう投資法をやってもいいのではないでしょうか。

他にもTOPIXから銀行を除きたいなんて人は、「TOPIX ETF買い & 銀行セクター売り」「銀行以外の16セクター買い」のような活用方法もあります。


【関連コンテンツ】