【問題】
2011年10月末までの30年間で円建のS&P500(配当無し)は3.44倍になりました。
では、同じ2011年10月末までの30年間でS&P500の配当込み指数はどうなっているでしょう?
株式パフォーマンスを見るときなどに、株式指数を参照することがあります。しかし、この時には注意が必要です。一般的にニュースや株価情報サイトで公表されている指数は配当無しです。
しかし、実際の株では配当があります。個別株をやっている人であれば、各銘柄から配当をもらうこともあるでしょう。
この配当金、短期間でみると大したものではないように見えるかもしれません。ある銘柄の1年間の株価変動は軽く数十%になります。株価指数であっても数十%の上下はざらです。
一方、配当は株価から見て数%というレベルであり、1年間の損益などを考えるときには影響は小さいとも言えます。
しかし、この小さい配当がバカにできません。
【最初の問題の回答】
なんと、S&P500の配当込指数は7.61倍になります。
・配当無し指数: 100⇒344 (+244%)
・配当込み指数: 100⇒761 (+661%)
同じ30年という期間にもかかわらず、これだけのパフォーマンスの違いになります。
2011年10月末までの30年間で円建のS&P500(配当無し)は3.44倍になりました。
では、同じ2011年10月末までの30年間でS&P500の配当込み指数はどうなっているでしょう?
株式パフォーマンスを見るときなどに、株式指数を参照することがあります。しかし、この時には注意が必要です。一般的にニュースや株価情報サイトで公表されている指数は配当無しです。
しかし、実際の株では配当があります。個別株をやっている人であれば、各銘柄から配当をもらうこともあるでしょう。
この配当金、短期間でみると大したものではないように見えるかもしれません。ある銘柄の1年間の株価変動は軽く数十%になります。株価指数であっても数十%の上下はざらです。
一方、配当は株価から見て数%というレベルであり、1年間の損益などを考えるときには影響は小さいとも言えます。
しかし、この小さい配当がバカにできません。
【最初の問題の回答】
なんと、S&P500の配当込指数は7.61倍になります。
・配当無し指数: 100⇒344 (+244%)
・配当込み指数: 100⇒761 (+661%)
同じ30年という期間にもかかわらず、これだけのパフォーマンスの違いになります。
【関連コンテンツ】
ただ、どこでデータを入手すべきか迷います(myINDEXだと細かい日付で取れない)。
そこで、SPYの配当データを元に近似しています。
この配当込のS&P500は中々手ごわいですね。
話は変わりますが、大王製紙の前会長は借り入れた?お金で株式先物やFXに投じて失敗したそうです。
そんな人でも失敗するのですね。
やはり外国為替にはフリーランチはなさそうです。