以前にも似たような話を書きました。そして、お金について話をするのは良くないという人もいるでしょう。
しかし、ここは投資ブログとしてお金の事を大きなテーマに掲げていますし、私はお金の話をすることは悪いことだと思っていないので書きます。

最高は言い過ぎかもしれませんが「お金は幸せになるために極めて有効なツール」です。

お金がないことで、医者にもかかれずに命を落とす人がいます。
お金がないことで、今日の食料が手に入らないことがあります。
お金がないことで、家族が不和になる人もいます。
お金がないことで、やりたいことをできない人もいます。
お金がないことで、子どもが学校を辞めることになる人もいます。
お金があることで、顔の造形に不具合があってもモデルや芸能人が寄ってきます。

お金が幸せを保証するわけではありませんが、お金があることでかなりの不幸は避けられますし、可能性が広がります。お金によって人を動かすことも可能です。お金の力を借りずに多くの美しい女性からモテるのは至難の業ですが、ブサイクでもお金があれば多くの女性からモテます。

中にはお金があることで不幸になる人もいますが、圧倒的にその逆のケース、つまりお金がないことで不幸になる人の方が割合が多いでしょう。
夫がダメ夫であっても経済力頼りで離婚を躊躇している人や、お金がなくて苦労している母子家庭の家族などもいます。より細かい話になれば、お金がないことでつまらないことで家の中で言い合いになったり、我慢を強いられていたりするという話もよく聞きます。
お金がなくても幸せになれる人もいますが、明らかにあった方が幸せになる近道です。

昨今の現代社会において、幸せになるために最も汎用的で有用なツールを挙げろといわれればお金は最有力候補です。

自身の実感としてもお金は極めて有用です。金を湯水のように使う贅沢はできなくても、幸運にも今の我が家はある程度余裕がある生活ができています。このブログで書いている投信等の運用成績を見ても分かるように資産も増えています(運用益ではないのはご容赦を)。資産家などから見れば吹けば飛ぶような金額ですが、これだけでも心理的な余裕ができます。
2006年の結婚当初は収入も今の半分近くで貯蓄もほとんどなく、結婚式をしたらほとんど貯蓄なしという状態でした。その時と今を比べると明らかに精神的な余裕が違います。

お金はハーズバーグが言うところの衛生要因に過ぎないのかもしれません。しかし、この衛生要因がしっかりと満たされていることは重要です。どこぞのCMで「よーく考えよー、お金は大事だよー♪」なんてありましたが、その通りでしょう。(お金を大事と考えたらこの会社の保険に入らないという選択が無難?)


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