「やはり」・・・、というところでしょうか。
同じく登録されている内藤忍氏も書かれていたように、BLOGOSファイナンスでは「投資信託のコストの話よりは、就活問題や英語、キャリアといったテーマの方がランキング上位」に来る傾向があります。
先日の『どう考えても中小企業より大企業がいい』はブログへのコメントも多くありましたが、BLOGOSファイナンスの方でコメント/Tweet数が多かったです。
ブログへのコメントなども含めていろいろな意見もあったので、そのテーマの続きというか補足を少し。
同意する声の他は「大企業の方がいいなんて当たり前の話を何を今さら」「そんなに大企業、大企業っておかしくないか」という意見が強かったように思います。
まあ、最初の「当たり前の話をいまさら・・・」というコメントは、当たり前の話を書こうとしたので仕方ないですね。
一部の先鋭的な就職問題に切り込む論者が主張を先鋭化させすぎて大企業なんて・・・という風潮になりつつあったので、当たり前の話を書きたくなったものですから。(そもそも私のようなただの1of60億人の一人に毎回毎回当然ではないことを書くことなど期待できないわけです)
今のところ学生もそんな人に乗せられることもなく、"着実"に大企業就職希望が増えているようですので安心です。(←ここは一応皮肉)
次の「そんなに大企業、大企業っておかしくないか」については補足しておきたいと思ったところが今回のエントリーのきっかけです。
まず、大企業勤めは悪くないでしょうが、いわゆる「勝ち組」にはなりにくい。大企業勤めでは、良いとされる大企業でそれなりに出世して定年を迎えてもせいぜい年収は5億円や6億円程度。良いとされる大企業でもこの程度で、10億円を超えるような大企業勤めのサラリーマンはほとんどいません。
生涯収入で何十億円も稼ぐような勝ち組になるには起業するか、ベンチャーに早期から入るかした方がはるかに近道です。まあ、大企業の中で出世していくという手もありますが、人数の大きさと最終的なポストを考えると確率はかなり低く、大企業ではまず勝ち組にはなれません。金銭的なインセンティブだけが仕事の意義ではありませんが、大きなものを目指すなら大企業以外を目指すのは極めてまっとうなやり方です。しかし、統計的には大企業の方が有利です。
(これは後述の話ともつながりますが、)やりたい仕事や働き方と自分との適性を考えても大企業以外を選択も当然選択肢となります。
このように、当たり前の話ですが、群間比較での優位性は個別データ同士の優位性を説明しません。
治験において被験薬と対照薬で被験薬群に優位性が認められたとしても、被験薬群の被験者Aが対照薬群の被験者Bより治療効果が優れていることを意味しません。「大企業or中小企業」の比較もこれと同じです。
この比較の性質の意味を読み取らずに「大企業絶対主義」などと言われるのは、全くもって私の意図するところと違います。
そもそもの「大企業がいい」というテーマ」からずれてしまいましたが、最後の「群の優位性とその中の個別データの優位性を混同してほしくない」というのは重要なポイントで、一番言いたいことかもしれません。
同じく登録されている内藤忍氏も書かれていたように、BLOGOSファイナンスでは「投資信託のコストの話よりは、就活問題や英語、キャリアといったテーマの方がランキング上位」に来る傾向があります。
先日の『どう考えても中小企業より大企業がいい』はブログへのコメントも多くありましたが、BLOGOSファイナンスの方でコメント/Tweet数が多かったです。
ブログへのコメントなども含めていろいろな意見もあったので、そのテーマの続きというか補足を少し。
同意する声の他は「大企業の方がいいなんて当たり前の話を何を今さら」「そんなに大企業、大企業っておかしくないか」という意見が強かったように思います。
まあ、最初の「当たり前の話をいまさら・・・」というコメントは、当たり前の話を書こうとしたので仕方ないですね。
一部の先鋭的な就職問題に切り込む論者が主張を先鋭化させすぎて大企業なんて・・・という風潮になりつつあったので、当たり前の話を書きたくなったものですから。(そもそも私のようなただの1of60億人の一人に毎回毎回当然ではないことを書くことなど期待できないわけです)
今のところ学生もそんな人に乗せられることもなく、"着実"に大企業就職希望が増えているようですので安心です。(←ここは一応皮肉)
次の「そんなに大企業、大企業っておかしくないか」については補足しておきたいと思ったところが今回のエントリーのきっかけです。
まず、大企業勤めは悪くないでしょうが、いわゆる「勝ち組」にはなりにくい。大企業勤めでは、良いとされる大企業でそれなりに出世して定年を迎えてもせいぜい年収は5億円や6億円程度。良いとされる大企業でもこの程度で、10億円を超えるような大企業勤めのサラリーマンはほとんどいません。
生涯収入で何十億円も稼ぐような勝ち組になるには起業するか、ベンチャーに早期から入るかした方がはるかに近道です。まあ、大企業の中で出世していくという手もありますが、人数の大きさと最終的なポストを考えると確率はかなり低く、大企業ではまず勝ち組にはなれません。金銭的なインセンティブだけが仕事の意義ではありませんが、大きなものを目指すなら大企業以外を目指すのは極めてまっとうなやり方です。しかし、統計的には大企業の方が有利です。
(これは後述の話ともつながりますが、)やりたい仕事や働き方と自分との適性を考えても大企業以外を選択も当然選択肢となります。
このように、当たり前の話ですが、群間比較での優位性は個別データ同士の優位性を説明しません。
治験において被験薬と対照薬で被験薬群に優位性が認められたとしても、被験薬群の被験者Aが対照薬群の被験者Bより治療効果が優れていることを意味しません。「大企業or中小企業」の比較もこれと同じです。
この比較の性質の意味を読み取らずに「大企業絶対主義」などと言われるのは、全くもって私の意図するところと違います。
そもそもの「大企業がいい」というテーマ」からずれてしまいましたが、最後の「群の優位性とその中の個別データの優位性を混同してほしくない」というのは重要なポイントで、一番言いたいことかもしれません。
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「群の優位性とその中の個別データの優位性を混同してほしくない」というのは、的を射抜いた表現ですね。
住友商事からサイバーエージェントに転職して役員に上り詰めた人や、リクルート→楽天を経て起業して成功した人などがいます。
しかし、その人と大企業の社員との間の優位性と、サイバーエージェント・楽天と住友商事・リクルートとの間の優位性は全く別物である気がします。