ロイターなどを見ていて気になったファンドの紹介。
1. J-REIT × 通貨選択型
●東京海上アセットが「J─REIT投信(通貨選択型)」を11月26日設定、野村証で販売(ロイター)
設定されるファンドは以下の9ファンド。
[毎月分配型]
・東京海上J-REIT(通貨選択型)レアル(毎月)
・東京海上J-REIT(通貨選択型)ルピア(毎月)
・東京海上J-REIT(通貨選択型)豪ドル(毎月)
・東京海上J-REIT(通貨選択型)円(毎月)
[年2回決算]
・東京海上 J-REIT(通貨選択型)レアル(年2回)
・東京海上 J-REIT(通貨選択型)ルピア(年2回)
・東京海上 J-REIT(通貨選択型)豪ドル(年2回)
・東京海上 J-REIT(通貨選択型)円(年2回)
[マネープール]
・東京海上 J-REIT(通貨選択型)マネー(年2回)
国内アセットに為替ヘッジ(?)を掛けたファンドです。J-REITとインドネシアルピアという組み合わせがどうなんだとか思いますが、通貨選択型人気としては必然的な流れです。販売会社の野村證券の募集ページを見ると、スイッチング手数料は1.575%、実質的な信託報酬の上限は年1.21625%(税込)程度のようです。
販売力では桁違いの能力を持つ野村が営業することになりますが、どこまでこれに資金を取り込めるかに注目です。
この信託報酬ではあまり気合が入らないのではないかとも思っていますが、どうでしょう。
2. JASDAQ-TOP20のETF
●シンプレクスAM、「JASDAQ─TOP20上場投信」を12月2日設定(ロイター)
JASDAQを代表する(とされる)20銘柄に投資する対象です。信託報酬は0.525%以内。ETFとしては安くない水準ですが、今までの投資環境を考えると新興市場の株式ファンドとしては悪くないコストだと思います。
分散投資の長期保有で「世界中に分散投資」とも言っていますが、今の日本の投資信託/ETFの世界ではまだ東証一部が主な市場で東証二部やJASDAQという市場への投資手段が極めて限定されています。東証一部だけで日本の上場株式市場の大部分は抑えているのですが、本当の意味で「世界の成長を享受する」分散投資をするならこういう新興市場も抑えてこそです。
また、(JASDAQ-TOP20では全てをカバーできていませんが)新興市場銘柄に投資することで、新興市場→東証一部のような市場替えに伴う銘柄入れ替えを狙った裁定取引の影響も無効にできます。
・参考:JASDAQ-Top20の対象銘柄(大証)
1. J-REIT × 通貨選択型
●東京海上アセットが「J─REIT投信(通貨選択型)」を11月26日設定、野村証で販売(ロイター)
設定されるファンドは以下の9ファンド。
[毎月分配型]
・東京海上J-REIT(通貨選択型)レアル(毎月)
・東京海上J-REIT(通貨選択型)ルピア(毎月)
・東京海上J-REIT(通貨選択型)豪ドル(毎月)
・東京海上J-REIT(通貨選択型)円(毎月)
[年2回決算]
・東京海上 J-REIT(通貨選択型)レアル(年2回)
・東京海上 J-REIT(通貨選択型)ルピア(年2回)
・東京海上 J-REIT(通貨選択型)豪ドル(年2回)
・東京海上 J-REIT(通貨選択型)円(年2回)
[マネープール]
・東京海上 J-REIT(通貨選択型)マネー(年2回)
国内アセットに為替ヘッジ(?)を掛けたファンドです。J-REITとインドネシアルピアという組み合わせがどうなんだとか思いますが、通貨選択型人気としては必然的な流れです。販売会社の野村證券の募集ページを見ると、スイッチング手数料は1.575%、実質的な信託報酬の上限は年1.21625%(税込)程度のようです。
販売力では桁違いの能力を持つ野村が営業することになりますが、どこまでこれに資金を取り込めるかに注目です。
この信託報酬ではあまり気合が入らないのではないかとも思っていますが、どうでしょう。
2. JASDAQ-TOP20のETF
●シンプレクスAM、「JASDAQ─TOP20上場投信」を12月2日設定(ロイター)
JASDAQを代表する(とされる)20銘柄に投資する対象です。信託報酬は0.525%以内。ETFとしては安くない水準ですが、今までの投資環境を考えると新興市場の株式ファンドとしては悪くないコストだと思います。
分散投資の長期保有で「世界中に分散投資」とも言っていますが、今の日本の投資信託/ETFの世界ではまだ東証一部が主な市場で東証二部やJASDAQという市場への投資手段が極めて限定されています。東証一部だけで日本の上場株式市場の大部分は抑えているのですが、本当の意味で「世界の成長を享受する」分散投資をするならこういう新興市場も抑えてこそです。
また、(JASDAQ-TOP20では全てをカバーできていませんが)新興市場銘柄に投資することで、新興市場→東証一部のような市場替えに伴う銘柄入れ替えを狙った裁定取引の影響も無効にできます。
・参考:JASDAQ-Top20の対象銘柄(大証)
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高金利通貨の代表的な通貨としては知られていますが、為替政策などは個人的にはよく分からないです。
豪ドルも今や26年ぶりの豪ドル高になっており、こちらも高値掴みが心配な通貨です。
新興市場のETFと言うのは珍しいですが、TOP20に抑えている所は意外と安心感があります。
新興市場は不祥事が多いので、その心配が無い企業に焦点を当てるのは良さそうに思えます。