いきなり余談。
●質問
「Uさんからのインタビューや取材の依頼を全て断った。だからUさんから取材は受けていない。」
上の日本語は正しいか?

●回答
上杉隆氏によるとこれは正しくない。
せっかくの機会だから、この2人には僭越ではあるが、正しい日本語の使い方をお示ししよう。

 その場合は「インタビューを受けていない」「取材を受けていない」と言うのではなく、「取材を断った」「取材を拒否した」というのだ。国会議員であるのだからもう少しきちんとした日本語を使用していただきたい。
(by 『週刊・上杉隆より)

何だかなー。
インタビューを受けることを断ったら「インタビューを受けていない」は正しい事実だと思うのだが、違うのか?
依頼を断ったら依頼された内容をしていないことになると思うのは浅はかなのだろうか?
全て断ってきているとインタビュー申込側も認めているのだから、インタビューもせずに勝手なことを書いているという主張には誤りがあるようには思えません。



ここからが本題。

中央三井信託とプルデンシャル生命が「生命保険信託」 (MSN産経)
 中央三井信託銀行とプルデンシャル生命は28日、生命保険の加入者が死後支払われる保険金の受取人や時期を細かく指定できる「生命保険信託」と呼ばれる商品を共同開発したことを明らかにした。今月内にも中央三井信託が商品提供を行い、プルデンシャル生命が顧客への紹介を始める。
生命保険信託リリースのニュースがありました。中央三井信託 × プルデンシャルという組み合わせはなかなか強力です。この商品には私も興味を持ちます。
手数料は契約時に5万円、死亡時に最低100万円。信託期間中も一定額がかかる。
とありますが、コスト感度の高い低コスト投資派の人は実際のコストが気になるかと思います。私も気になります。

中央三井信託銀行のサイトではいくらかの商品に関する情報がありましたが、コストやその仕組みの詳細についての説明はありません。
プルデンシャル生命のページでは『日本初、業種の枠を超え「生命保険信託」を共同開発〜生命保険と信託の特色を生かして、お客さまの多様なニーズに対応〜』というニュースリリースくらいしか見つけられませんでした。

最近は投資や資産運用の出口戦略が私の中のテーマのひとつになっています。出口戦略と言った時には、リタイアメント・インカムがメインとなりますが、相続も出口戦略の一つです。そうすると、この商品にも興味がでます。
アメリカでは節税効果があって相続時の商品として人気でも日本の税制ではどうやら事情は違うようです。そんな条件の中で、生命保険信託という商品はどうなっていくのでしょうか?
また、今回発表された「安心サポート信託」の(コスト)構造はどうなっているのでしょうか?
気になります。


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