7月26日の日経新聞の記事です。
簡単に長短を論じることは難しいのですが、投資信託と言う短期売買に不向きな商品ということを考えると短い、という印象を受けます。
しかし、「2.8年を簡単に短いとは言えない!!」という気持ちもあります。
日本の投信環境は成長中です。ここ数年で投資できるアセットも拡大しています。
すでにあるアセットの中でもインデックスファンドは後から登場したりと変化があります。
すでに同インデックス連動のインデックスファンドがあっても更にコストが安いインデックスファンドも登場しています。
このような変化の過程では、投信の保有期間が短くなる人が多くても仕方ないのではないでしょうか?
例えば、長期分散投資を掲げるインデックス投資家の人の平均保有期間はどれほどでしょう。実は意外と売却していませんか?
リレー投資をしていれば、ある程度金額になった時点でその投信を売却しているはずです。
最近でも、STAMが出た時にSTAMに資金を動かしませんでしたか?eMAXISが出た時にeMAXISに資金を動かしませんでしたか?CMAMが(略)
このようなことを考えると、平均が3年弱という保有期間は実はそれほど短くないのではないか、というのが私の感覚です。(何年も前に営業マンの勧めでグロソブを買った人の方が実は長期分散投資派の人より保有期間が長かったりして)
なお
野村アセットマネジメントの商品で平均保有期間1.5年はさすがに短すぎです。野村AMの投信はそれなりの販売手数料がかかるものですから、それを1.5年でまわしていると販売会社(主に野村證券)の取り分が大きすぎでしょう。
関連エントリー:2010年2月16日
・投信回転率が上昇中
個人の投信保有、平均1年短く、6月末時点、2.8年――反発期待で乗り換え。平均で2.8年。
個人投資家の投資信託の保有期間が短くなっている。公募株式投信の平均保有期間は6月末時点で2・8年と、前年同月より1年短くなった。2008年秋からの金融危機や今春の欧州不安の影響で運用成績が悪化した投信が多かったほか、新興国の株式・債券相場の反発や北米の不動産市況の改善を期待し、これらで運用する投信に乗り換える投資家が増えた。 保有期間は株式投信の年間解約額などをもとに試算した。
簡単に長短を論じることは難しいのですが、投資信託と言う短期売買に不向きな商品ということを考えると短い、という印象を受けます。
しかし、「2.8年を簡単に短いとは言えない!!」という気持ちもあります。
日本の投信環境は成長中です。ここ数年で投資できるアセットも拡大しています。
すでにあるアセットの中でもインデックスファンドは後から登場したりと変化があります。
すでに同インデックス連動のインデックスファンドがあっても更にコストが安いインデックスファンドも登場しています。
このような変化の過程では、投信の保有期間が短くなる人が多くても仕方ないのではないでしょうか?
例えば、長期分散投資を掲げるインデックス投資家の人の平均保有期間はどれほどでしょう。実は意外と売却していませんか?
リレー投資をしていれば、ある程度金額になった時点でその投信を売却しているはずです。
最近でも、STAMが出た時にSTAMに資金を動かしませんでしたか?eMAXISが出た時にeMAXISに資金を動かしませんでしたか?CMAMが(略)
このようなことを考えると、平均が3年弱という保有期間は実はそれほど短くないのではないか、というのが私の感覚です。(何年も前に営業マンの勧めでグロソブを買った人の方が実は長期分散投資派の人より保有期間が長かったりして)
なお
野村アセットマネジメントでは平均保有期間が1・5年になった。という記述もありました。
野村アセットマネジメントの商品で平均保有期間1.5年はさすがに短すぎです。野村AMの投信はそれなりの販売手数料がかかるものですから、それを1.5年でまわしていると販売会社(主に野村證券)の取り分が大きすぎでしょう。
関連エントリー:2010年2月16日
・投信回転率が上昇中
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