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野村の「日本株戦略ファンド」1000億円割れ、巨大投信失われた10年 (ブルームバーグ)
それにしてもパフォーマンスも残念な結果です。TOPIXが-53%の中でファンドの成績が-56%というのは辛いですね。
この伝説のファンドがどうなっていくのか、こっそり注目しています。
野村の「日本株戦略ファンド」1000億円割れ、巨大投信失われた10年 (ブルームバーグ)
7月23日(ブルームバーグ):10年前に1兆円ファンドと呼ばれ、日本を代表する投資信託だった野村アセットマネジメントの追加型株式投信「ノムラ日本株戦略ファンド」が22日、純資産総額1000億円の大台を初めて下回った。
22日のファンドの純資産総額は前日比8億円減の997億円。2000年5月に付けた過去最高額1兆1670億円の10分の1以下になった。基準価額は 4398円で、2000年2月からの設定来騰落率はマイナス56%。TOPIXは2000年の高値から22日に付けた10年安値まで53%下げており、ファンドの基準価格下落は日本株相場の低迷の歴史でもある。総資産が1/10以下ですか。56%のマイナスがあってもそれだけではここまでは減りませんね。資金も逃げています。
それにしてもパフォーマンスも残念な結果です。TOPIXが-53%の中でファンドの成績が-56%というのは辛いですね。
この伝説のファンドがどうなっていくのか、こっそり注目しています。
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初代FMであった清水さんはノムラを抜けて個人向けヘッジファンドを販売するような事を言っていましたが、その後は不明です。
このファンドが出た当時、僕自身は日本電設工業の株価が300円を切った時に”これからは日本電設工業は日本伝説工業になる”と思って単元未満株で購入できないかを検討していた時代でしたが、その時はノムラ日本株戦略ファンドはIT銘柄を中心に購入していました。
証券会社へ行った時に日本電設工業はミニ株を扱っていないので”るいとう”は如何ですか?と言われました、それじゃ遅すぎるよ!って言ったら、ノムラ日本株戦略ファンドを勧められました。
当然”いらない”ってはっきり言いましたが、その後、ノムラ日本株戦略ファンドは日本”伝説”工業とは別の意味での伝説になりました。
今や単元未満株はどこでも購入できますが、ITバブルによって起きた”良い伝説”と”悪い伝説”があり、残念ながらその当時の”良い伝説”を手にする事ができませんでした。