ローコストインデックスファンドとしてはeMAXISとCMAMの勢いが強いようですが、この2ファンドの取り扱い会社がどこまで広がるでしょうか。


●eMAXIS
いくつかのブログでも取り上げられていましたが、ジャパンネット銀行がeMAXISシリーズの取り扱いを開始しています。

eMAXISはネット用ファンドとのことですので、当初から取り扱いのSBI・楽天・カブドットコムにマネックスを追加した時点で次はどこになるか気になっていました。
ジャパンネット銀行には、あまりeMAXISのような商品を率先して取り入れるような印象が無かったので、ジャパンネット銀行というのは少し予想外でした。しかし、ネットバンクへも拡大が進みそうということで、これはいいニュースです。
先日、一部ファンドをノーロード化したソニーバンクなどにも拡大が望めるのでしょうか?


●CMAM
基本4資産だけですが、eMAXISよりも低信託報酬なCMAM。純資産も増えてはいますが、伸びは鈍い気がします。取り扱い会社がSBI証券・楽天証券と限定的なことが要因の1つでしょう。
そこで、販売会社の追加が期待されるのですが・・・中央三井AMとしても収益が少ないファンドで積極的に販売会社に営業をかけるわけにもいかないでしょうし、なかなか難しいのかもしれません。
この点は低コスト投信のジレンマでしょうか。



販売会社としても利幅の薄い類似商品をいくつも取り扱っても管理コストだけ増えて儲からないからやりたくない思いがあるでしょう。

それでもネット証券とネットバンクの大手では取り扱って欲しいですね。


【関連コンテンツ】