ヤフーニュースにあったので。

危ない投資話に注意!=「必ずもうかる」、被害増加−HPで呼び掛け・警視庁 (時事ドットコム)
 「必ずもうかる」「元本を保証する」。甘い言葉で事業への投資を持ち掛け、現金をだまし取る被害が増えているとして、警視庁は11日、ホームページで注意呼び掛けを始めた。
 同庁生活経済課によると、投資話に関して同庁に寄せられる相談や関係省庁からの情報提供は2007年が232件、08年が218件だったが、昨年は372件と急増。今年も2月末現在で75件となり、昨年を超える水準で推移している。


「必ずもうかる」
「元本を保証する」

これは日本語にすると詐欺という意味でしょう。
(1000万円以下の銀行預金などのローリターン&ほぼ元本保証商品などは除きます)


いいかげんに、この用語は広まって対策がたてられもよさそうですが被害は減っていない様子。マドフ氏の件を含めこの手の詐欺は世界各国で起こっていますが、特に長期的に低金利が続く日本ではやりやすそうですね。

それにしても、マドフ氏のような経歴を持った超大物であれば、彼は特別(な方法論を持っている)と勘違いしてもおかしくありませんが、どこの馬の骨とも分からない人にお金を預ける人がたくさんいるのは世界の広さを思い知らされます。


当たり前の話です。
高利回りで元本保証なら銀行が黙っていません。預金の運用先が無くて国債を買っているくらいですから、喜んで数億円でも数十億円でも投資します。
ゴールドマンサックスやヘッジファンドに代表される金の亡者たちも黙っていません。彼らでさえ、少しでも利益を出すためにサブプライムローン証券のようなリスクのある商品に手を出しているのです。
もしも、高利回りで元本保証なんて商品が実在するなら、リスク商品への投資を引き上げて我先にと資金を投じてきます。



そんな彼らに先んじて自分に美味しい話が転がってくるという奇跡・・・あなたは信じますか?


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