梅屋敷のランダムウォーカーのエントリーで知りました。

事実上セゾン投信の旗艦ファンドとなっている、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの実質信託報酬が下がったようです。

・セゾン投信のプレスリリースはこちら
セゾン投信株式会社(URL:http://www.saison-am.co.jp/ 本社:東京都豊島区 代表取締役社長:
中野晴啓)は設定、運用、販売する投資信託の目論見書を改定したことをお知らせいたします。

改定内容

■セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
 実質的にご負担いただく(投資対象先の運用管理費を含む)信託報酬
 旧:0.77%±0.02%/年(概算)
 新:0.74%±0.03%/年(概算)
(この値はファンドの規模に応じて変動する場合があります)

今回の改定は当ファンドの純資産総額の拡大(約272億円 2010年3月5日現在)により、投資対象先のバンガードのファンドの運用管理費が低減されていることを反映させたものです。
当ファンドの信託報酬(0.4935%/年)が改定されたものではありません。

0.03%だけですが、引き下げられたという事実がまずはポイントでしょう。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのコスト説明ページでもコストが新しいものに更新されています。 
低コスト(国内最低水準の手数料)

「黒字化するまで信託報酬低減は考えない」と言っていたのですから、バンガードの運用管理費低減分を自社の利益としてしまっても良かったような気がしますが、その分を投資家の利益として還元したのは素晴らしいことです。
まあ、その分を自分たちの取り分にすれば、セゾン投信の信託報酬は上がるので指摘を受けそうですが、それでもその分を自分の利益にする輩はいてもおかしくありません。

資産残高が積み上がってくればバンガードの取り分もセゾン投信の取り分も低減してコスト競争力のあるバランスファンドになることも夢ではない!?


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