ニッセイ年金ストラテジーの記事の『「恐怖の指数」VIXは市場の変動を予測しているのか』という興味深いタイトルの記事を見つけました。
昨年来、S&P500 指数の今後30 日間の変動率を予測する指標VIX が投資家の注目いる。しかし、実際のVIX はむしろ過去半年前後の&P500 騰落率と変動率に影おり、過去の市場の混乱を反映していることに注意して利用すべきであろう。
このまとめの通りに、VIXは将来を見通すライトというよりは、バックミラーとしての役割の方が大きいと結論付けています。
(Raw Dataは確認していませんが)VIXは、将来のS&P500の相関より過去のS&P変動の方が相関が高いというのは、妥当な結果かと思います。

VIXも、「恐怖指数」というように、まさに"過去の経験からくる"恐怖を表す指数で、将来の相場変動そのものを予測するには不十分なのでしょう。


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