今年4月にも標準報酬月額の改定が行われたばかり(参考:標準報酬月額の随時改定)というのに、また標準報酬月額が改定されました。
会社では2等級以上の変動があると連絡が来るというようになっているようで、その連絡で知らされました。この9月に振り込まれる給与から控除されるそうです。


何でそんなに上がるかな・・・

5、6、7月の給与を参考にして改定が行われていますが、4月の昇給では基本給は月1万円ちょっとしか増えていない。住宅手当などの他手当が新たに増えたりもしていない。それなのに2等級以上のアップとはどういうことだろう・・・
そんなに残業が多かったか!?

まだ改定後の等級を確認していないので正確な数字は分かりませんが、5000円程度控除が増えそうです。1万円ちょっとの昇給があっても厚生年金だけで5000円程度も控除。それに所得税や住民税などもかかってくる。これでは、なかなか手取りは増えません。

億万長者より手取り1000万円が一番幸せ!!』なんでしょうかね・・・
この本にも書いてある通り、手取り1000万円レベル(課税される所得金額:695万〜900万円)の所得税率は23%で、多くのサラリーマンが属するその下の層(課税される所得金額:330万〜695万円)の20%と大差がありません。加えて厚生年金保険料もこのレベルの収入になると増えない。このゾーンは累進性の弱風地帯です。

前回の標準月額報酬の改定は想定内でしたが、今回の改定は完全に想定外でちょっとショックです。




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