今日は(も)独り言です。
ゼロクーポン債
期間中の利払いが無い代わりに、購入時の価格を額面よりも安く、償還時には額面金額を受け取れる債券です。期中の利払いが無く、複利効果で増えていくのでこっそり人気の商品です。
しかし、ゼロクーポン債はアメリカ国債が代表的で、他にも世界銀行発行のものなど公債的な性格のものが少しだけあるくらいです。このようにゼロクーポン債の発行は極めて限られています。一般企業が発行しているところを目にすることはほとんどありません。日本でも金融債としてワリシンくらいですか。
一般企業のゼロクーポン債もあったら・・・なんて思うこともありますが:
「額面100万円。期間10年。購入金額50万円」なんてゼロクーポン債を大量に発行しても10年間は利払いが無いだから、ある意味ただで資金を集められる。
こうなると、返済ののことは後で考えるとして資金を集めるというモラルハザードを起こす企業が出てきてもおかしくない。
一般企業の金融商品としては成立しなさそうです。
ゼロクーポン債
期間中の利払いが無い代わりに、購入時の価格を額面よりも安く、償還時には額面金額を受け取れる債券です。期中の利払いが無く、複利効果で増えていくのでこっそり人気の商品です。
しかし、ゼロクーポン債はアメリカ国債が代表的で、他にも世界銀行発行のものなど公債的な性格のものが少しだけあるくらいです。このようにゼロクーポン債の発行は極めて限られています。一般企業が発行しているところを目にすることはほとんどありません。日本でも金融債としてワリシンくらいですか。
一般企業のゼロクーポン債もあったら・・・なんて思うこともありますが:
「額面100万円。期間10年。購入金額50万円」なんてゼロクーポン債を大量に発行しても10年間は利払いが無いだから、ある意味ただで資金を集められる。
こうなると、返済ののことは後で考えるとして資金を集めるというモラルハザードを起こす企業が出てきてもおかしくない。
一般企業の金融商品としては成立しなさそうです。
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80年前後くらいまでは米国の大手企業がゼロクーポン債を出していたようです。最近死んだじいさんがGEだかのゼロクーポン債(30年満期)を持っていたような記憶があります。
ただ、信用リスクを考えると長期のゼロクーポン債は(;゚Д゚)
GMが今のような状態に成るのを30年前に予測するのはほとんど不可能でしょうしね。
かといって、短期のゼロクーポン債は複利の威力や租税コストのメリットやが薄れてしまう。
それに債券市場は機関投資家が中心の市場ですから、毎期ごとの運用成績が重視されるように感じます。そうなると、複利やコストはあまり重視されないのではないでしょうか。
グダグダ書いてしまいましたが、債券市場の参加者、信用リスクなどの点で絶滅危惧種に登録されてしまったように感じます。