##記事埋めの(?)読んだ本のレビューです

★★☆☆☆
(星の5段階評価で★2つ)

共同著書のせい?
内容が今ひとつです。日本版サブプライム危機とあるからには何か大きな話があるのかと思えば、「ステップローンで金利上昇すると支払いが滞る人がでてくるよ」というだけ。
これは、ほとんどが住宅ローン不払いで完結する問題です。

アメリカ発のサブプライム危機というのは、住宅ローンを支払えない人が出ていますという問題ではありません。それも問題の一端ではありますが、サブプライム危機とまで言われるようになったのは、住宅ローンが証券化されて他債権と組み合わされてばら撒かれたからです。証券化されてばら撒かれなければ、ただの住宅危機でした。
住宅建築や住宅販売や住宅ローンと直接関係無い投資銀行を潰し、世界最大級の保険会社が潰れかけて何兆円という公的資金投入に発展したのです。

それがサブプライム危機なのに、その名をただの住宅危機にだけ使われたのはかなり肩透かし。副題の『住宅ローン破綻から始まる「過重債務」』がメインテーマでした。
そういう心得で読む分には役に立つ本です。


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