##記事埋めの(?)読んだ本のレビューです


★★☆☆☆
(星の5段階評価で★2つ)


評価の高かった『サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉』の続編です。

映画にしろ、本にしろ、1作目が当たったから作ることになった続編はイマイチということが多いのですが、これも同じ印象です。

前作はサブプライム問題とテーマを絞ったがゆえにピントがぼけずにきれいに話がまとまっていました。
しかし、本作では「サブプライム後の世界」とテーマを広げた為か、サブプライム問題にも触れつつ、グローバリゼーションやらと話が拡散しています。

サブプライム問題についてなら前作の方が優れているし、世界経済の展望などであれば、他の型の著書の方がおもしろかったり優れていたりします。
この本は「帯に短し襷に長し」という印象です。


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@吊られた男


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