##4月ということもあり、また仕事ネタ
厳しい決算を迎える企業がたくさんある中、今年は定期昇給を見送る企業も出てきています。その定期昇給の一時停止の話を聞いて、
「定期昇給なんてたった数%だろ。来年業績がよくなれば復活するんだし、大したことないよ」
と思っている人はいませんか?
しかし、定期昇給ストップのインパクトを侮ることなかれです。たった1年の定期昇給のストップが、予想外に生涯賃金に影響を与える可能性があります。
現実的には、企業によってさまざまな昇給パターン・昇進パターンがあるので一概には言えませんが、単純化したモデルで計算してみました。
年齢30歳、年収500万のAさんが55歳まで企業に勤め続けるとします。そして、昇給パターンが仮に以下のように違いがあったとします。2つの違いは今年の昇給(3%)の有無だけです。
・パターンA:今年は昇給無し。以降は毎年3%ずつ昇給
・パターンB:退職まで毎年3%ずつ昇給
これで、どのような賃金カーブになるかというと・・・

○各年の給与差
うーん、このグラフからは各年の年収差は分かりにくいですね。ただ、31歳の時は15万の差(500万円vs515万円)ですが、55歳の時には30万の差(1046万円vs1016万円)と、その差が倍になっています。
その後は23年の条件は同じなのに、最初の1年の条件が違うだけで各年の年収差が15万⇒30万と倍にまで差が広がるなんてバカにできないと思いませんか?
年3%の複利の差です。
○生涯賃金差
そして、本題の生涯賃金。
毎年の賃金差を積上げた合計の賃金差を黄色の線で表示しています。グラフを見てもらっても分かりますが、何と55歳の退職時には546万8890円になります。これは30歳時の年収より大きい金額です。
このモデルだと、30歳の時に定期昇給が1年間だけ無くなることは、1年間無給で働くと同じくらいの賃金減少になります。
若いうちの定期昇給一時停止はインパクトが大きいです。
厳しい決算を迎える企業がたくさんある中、今年は定期昇給を見送る企業も出てきています。その定期昇給の一時停止の話を聞いて、
「定期昇給なんてたった数%だろ。来年業績がよくなれば復活するんだし、大したことないよ」
と思っている人はいませんか?
しかし、定期昇給ストップのインパクトを侮ることなかれです。たった1年の定期昇給のストップが、予想外に生涯賃金に影響を与える可能性があります。
現実的には、企業によってさまざまな昇給パターン・昇進パターンがあるので一概には言えませんが、単純化したモデルで計算してみました。
年齢30歳、年収500万のAさんが55歳まで企業に勤め続けるとします。そして、昇給パターンが仮に以下のように違いがあったとします。2つの違いは今年の昇給(3%)の有無だけです。
・パターンA:今年は昇給無し。以降は毎年3%ずつ昇給
・パターンB:退職まで毎年3%ずつ昇給
これで、どのような賃金カーブになるかというと・・・
○各年の給与差
うーん、このグラフからは各年の年収差は分かりにくいですね。ただ、31歳の時は15万の差(500万円vs515万円)ですが、55歳の時には30万の差(1046万円vs1016万円)と、その差が倍になっています。
その後は23年の条件は同じなのに、最初の1年の条件が違うだけで各年の年収差が15万⇒30万と倍にまで差が広がるなんてバカにできないと思いませんか?
年3%の複利の差です。
○生涯賃金差
そして、本題の生涯賃金。
毎年の賃金差を積上げた合計の賃金差を黄色の線で表示しています。グラフを見てもらっても分かりますが、何と55歳の退職時には546万8890円になります。これは30歳時の年収より大きい金額です。
このモデルだと、30歳の時に定期昇給が1年間だけ無くなることは、1年間無給で働くと同じくらいの賃金減少になります。
若いうちの定期昇給一時停止はインパクトが大きいです。
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