吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



iShares

アクティブファンドがETFを積極活用、いい話です

etf

焦点:負け続けの米アクティブ運用型ファンド、ETF投資積極化 (ロイター)
リッパーのデータによるとこの間、ポートフォリオの組み入れ比率トップ10の中にETFが入っているアクティブ運用型株式ファンドの数は174%も増え、148件になった。過去1年間では23%増えた。
アクティブ型のファンドがETFを活用しているという話がニュースになっていました。いい話です。

以前に楽天証券/ブラックロック協賛セミナーに参加しましたが、その時にブラックロックの方が、ETFは様々な投資手法で使える便利なツールであるという趣旨の発言をされていました。これはまさにその通りです。
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S&P500 バリューETFとグロースETFのパフォーマンス比較

S&P500のお話です。

2012年にバリューインデックスとグロースインデックスの比較がされた記事を紹介しました。本日は実際のETFを使ってバリューとグロースのパフォーマンスを見てみます。比較対象とするETFは以下の2つ、つまりS&P500のバリューとインデックスの比較です。
この2つのファンドを選んだ理由は、設定が2000年と比較的長期のデータを取れること及び運用が安定していることです。
比較データはすべてiSharesのものを使います。

設定来で比較したグラフ

ive_ivw_whole

青がIVW紫がIVEです

設定来で見ると一目瞭然で、バリューであるIVEのパフォーマンスが良くなっています。
しかし、これだけでおしまいではもったいないので、もう少し違う見方もしてみましょう。

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iShares ETFがエクスペンス・レシオを引き下げ(バンガードと比較してみる)

ETFのトップブランドであるiSharesシリーズから大きなニュースが飛び込んできました。
6本のExpense Ratio(≒信託報酬)を値下げし、4本のETFを新規設定するとのことです。そして、これらの10本をまとめてiShares Coreというシリーズを新設します。
※ブラックロックのプレスリリース:iShares to Launch Core Series ETFs for Long-Term Buy-and-Hold Investors


ブラックロックのサイトにも一覧表がアップされていましたが、変更前の名称/エクスペンス・レシオなど表に載っていなかったので、少し追加した表を作ってみました。(クリックすると拡大して開きます)
iShars_ExRatio_Change_small

米国株式ETFはTotal Stockが0.20%→0.07%と一気に引き下げられました。
外国株式ETFは全て新設ファンドで、ベンチマークが既存ファンドとは違うInvestable Market Indexとなっていますが、エクスペンス・レシオは大幅に引き下げられています。日本でも人気のエマージングマーケットは0.67%→0.18%です。
米国債券についても0.20%から0.10%前後と大きな引下げです。


ブラックロックが、このようなエクスペンス・レシオ引下げを実施した背景にはバンガードにシェアを奪われつつあるという現状があります。

MSCI Emerging Marketに連動するVWOとEEMで非常に鮮明になっていますが、バンガードのVWOが後発ながらも純資産総額でブラックロックのEEM以上の資産を集めています。
このような状況を受けてブラックロックはETFのエクスペンス・レシオ引き下げを示唆しており、今回はその具体的な内容が発表されたということです。


この引き下げの結果としてBuy&Holdの投資家が気にするのはエクスペンス・レシオのバンガードとの比較でしょう。
iSharesの10ファンドとバンガードのファンドとの比較表も作ってみました。10ファンドに全てに対して同一インデックス連動ETFがあるわけではありませんので、その場合は類似ETFを参考として載せています。(クリックすると拡大して開きます)
iShares_Vanguard_Small

iSharesの4勝5敗1分とほぼ互角の数字です。非常に面白いことになってきました。


今後もさらなるコスト競争が続いた場合(バンガードは継続的に引き下げているので続く可能性は高い)、エクスペンス・レシオを下げやすい仕組みであるバンガードの方が今後も競争をリードしていくと思われるのですが、どうなるでしょう。



楽天証券/ブラックロック協賛 セミナー参加

7/1にブラックロック協賛の楽天証券のセミナーに参加してきました。
※ブラックロック:ETFでもっとも有名なiSharesブランドを抱えるETF業界世界最大手

 【アジェンダ】
・『開会の挨拶』 楽天証券株式会社外国株式事業部長 新井党 氏
 ・『世界のETF市場の概観』 ブラックロック・アドバイザーズ(UK)マネージング・ディレクター デボラ・ファー氏
 ・『iシェアーズ 新規届出銘柄のご紹介』 ブラックロック証券株式会社 ?シェアーズ事業部 アカウントマネジャー 小島久美子氏
 ・『iシェアーズの歴史とこれから』 ブラックロック証券株式会社 ?シェアーズ事業部長 ディレクター 藤川克己氏
 ・質疑応答
 ・懇親会
このアジェンダにあるように楽天証券のセミナーとありますが、ブラック・ロック側がメインスピーカーでした。


デボラ・ファー氏の話はETF全体の話で興味深い話でした。使われた数字のほとんどは公開されているものかと思いますが、それがまとめて様々な切り口で示されていたので非常に興味深いテーマでした。
ただし時間も短いことからか、詳しい説明は無く、どんどん進んでいったのは残念。


・アメリカでは証券所の売買代金の30%程度をETFがしめているが、iSharesとしてはこの比率を上げていきたいとのこと。

・ETFマーケットは上位3社で約7割のシェアを占めているとのこと。

・ETFは投資家に多様な投資環境を提供するためのツールである」という趣旨の発言もされていました。これは強く共感します。ETFで長期分散投資もよし、短期トレーディングもよし、ファンド構成のための道具としてもよし、いろいろな使い方があるでしょう。(開会の挨拶をされた楽天証券の新井党氏もETFを投資ツールと言われていました)

・プレゼンの内容とは関係ないのですが、デボラ・ファー氏のスマートさも印象に残りました。
まず、プレゼンのバランスが良かった。話すスピードといい、キーワードの使い方といい、分かりやすく良かった。
加えて、資料は全部日本語化されていたのですが、そのスライドで英語で説明していました。これは事前にしっかり準備されていたのでしょう。このあたりはさすがです。



『iシェアーズ 新規届出銘柄のご紹介』(小島久美子氏)では、新規届出の「MSCI エマージング・アジア・インデックス ETF」の紹介がありました。
ファンド情報はこちら



『iシェアーズの歴史とこれから』(藤川克己氏)では、iSharesの設立、日本での展開、今後の目標などが語られました。

今でこそ世界のETF総額が1兆ドルに達し、その中で世界トップのシェアを占めるようにiSharesはETFの成功者のようなイメージがあるが当初は資産総額が増えずに苦労した、という話もありました。2004,2005年くらいから上向いてきたとのことです。4,5年の我慢と言うのは、利益が求められる企業においてはつらい状況だったでしょうね。



そういえば、セミナーの中でもう1つ印象に残ったのは"Let's build a better investment world"(より良い投資環境を、みんなで築き上げていく)というiSharesのブランドミッションです。

私がポイントと思ったのは"Let's"(みんなで)。外資系ではよくあるミッションの作り方かもしれませんが、こういう考え方は好きです。どうやって実現していくかですね。



セミナー終了後は質疑応答や懇親会に移りましたが、つらつらと書きます。

・海外ETFの特定口座対応は前向きに検討しているがすぐに対応する予定は無く、システム対応等のコストがかかることが大きな理由とのことです。この話については懇親会でいろいろ話をさせていただきました。

・iSharesの日本の証券所への上場は今のところ予定は無いとのことです。

・楽天証券の海外ETFで(iSharesは先駆者ということもあり)、シェアは大きいとのことです。



懇親会ではせっかくの機会ということもあり、デボラ・ファー氏と少しだけ話をしてきました。しかし、私の英語力の問題もあって雑多な話に終わってしまいました。これは今回の最大の残念。


楽天証券の藤川氏には外国株式・ETFでヨーロッパとの接続も聞いてみました。
ここでも(特定口座同様に)システムコストの話が障壁になったとのことです。確かに多大なシステムコストをかけても、それに見合うリターンは得られなさそうです。かわりに、ヨーロッパと直接接続できなくてもアメリカや香港などに重複上場が進んでいるので、それを持ってくることで対応しようということでした。
これはその通りでしょうね。別にロンドンで買えなくてもアメリカや香港で買えるならそれでいいのが個人投資家でしょう。

商品ラインナップNo1を目指している楽天証券には積極的に取扱商品を増やして欲しいと期待します。



「ブラック・ロック - 一般顧客」の交流の場など、そうは無いチャンスでいい機会でした。
これからもこういう機会があればいいですよね。期待していますブラック・ロックさん。



iSharesのブラックロックが日本へETFを上場拡大?

水瀬ケンイチさんのエントリーからの情報です。

「iシェアーズ」を展開する米ブラックロックが日本で上場投信(ETF)を強化

2010年3月2日の日経新聞の記事によると、ブラックロックが日本へのETF上場を推進していく方針とのことです。
具体的な方針は分かりませんが、ブラックロックが日本にも本格参戦となると面白いですね。イケてるETFの投入に期待です。


国内代表は、最近本格的なETF投入が進む日興
外国代表は、世界最大のETFブランドiSharesのブラックロック


このような形で競争が進むと面白い。
ここに「次世代のファンド」のラインナップを展開していく意図を込めたNEXT FUNDSブランドを掲げる野村も絡んでくるとさらに面白いのですが・・・


野村AMが「野村新エマージング債券投信(通貨選択型)」シリーズ設定、当初募集金額は計1211億円超
ブラジルレアル、米ドル、豪ドル、南アランドなど既存の「通貨選択型」ファンドでも多く採用されている新興国通貨に加え、「アジアは次の時代の主役として期待されている」(プロダクト・マーケティング部)との認識から、中国元に加えて、通貨選択型ファンドでは初となるインドネシアルピアをヘッジ先通貨に加えていることも特徴となっている。当初募集金額は15ファンドで計1211億円超となるなど人気を集めた。




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