吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



長期投資

「老後資金のために投資は必要」という考え方は危険

老後資金 必要条件


最近は「下流老人」や「老後貧乏」など老後生活が不安になるような言葉が増えているように感じます。

さて、そのような話の中で「老後資金のために投資は必要」という声も聞きます。しかし、この考え方危険ではないか。
確かに老後資金を潤沢にする方法として投資は有力な選択肢です。しかし、これを「必要」としてしまうと非常に怖い。

続きを読む







生活防衛資金の位置づけや取り扱いは、意外と難しいぞ

生活防衛資金 Money

生活防衛資金という考え方があります。
投資戦略の発想法で木村剛氏が提唱した概念であり、投資をする際には生活防衛資金を確保しておきましょうという話です。

生活防衛資金を確保しておくという考え方に賛成という人の中でも細かい話になると考え方が分かれもします。その最たる点は確保しておくべき金額であり、「金額は生活費3か月分でいい」という人や「いやいや2年分の生活費は確保しておくべし」という人もいます。

しかし、今回はその確保しておくべき金額の話はしません。


いざという時には、どういう優先順位で取り崩すのか

今回取り上げたいのは、何らかの事情で「いざお金が必要となった時にどういう順番でお金を取り崩すのか」です。
順に説明していきます。
続きを読む



日経新聞電子版に掲載されました

tsurao_nikkei

実録・サラリーマンの楽々投資術(下) (日経新聞)

以前に日経マネーに掲載された記事が日経新聞電子版にも掲載されていました。


インデックスファンドによるコツコツ長期バイ&ホールドのインデックス投資というスタイルが面白みがないので一番後ろに回されたのか、締めとしてトリを任されたのか、そんなことを考えるのは考えすぎなのかわかりませんが、登場する方々の一番最後になります。(多分1番目)
 ◆参考: 日経マネー2014年11月号で紹介されました - サラリーマンの投資術


続きを読む



コストは期間が長いほど投資パフォーマンスへの影響度が大きくなる

investmentimage001

投資のパフォーマンス、特に投資信託の話をする時にコストの重要性は意見が割れることがあります。

例えば以下はその一例です。
  • コスト重要派
    • 値動きはどうなるか分からないが、売買手数料や信託報酬でかかるコストは確実
    • 期待リターンが数%/年の中で0.数%/年は十分に影響は大きい
  • コストはそれほど重要じゃない派
    • 株なんて1日でも数%、月や年なら数十%も動くのだから年0.数%程度のコストなんて大したことない

    そこで、「コストが投資パフォーマンスにどれほど影響力があるのか」を少し整理します。

    続きを読む



具体的に長期投資で手抜きする方法

先の長期投資には手抜きは重要でも言いましたが、投資を何十年も続けるには手抜きは重要です。

以下は私が実践しようとしている具体的な手抜きの方法です。

(1)少ない口座で取引する
aという商品が欲しいからA証券
bという商品が欲しいからB証券
cという商品が欲しいからC銀行
dという商品が欲しいからD銀行
eという商品が欲しいからEというFX業者
fという商品が欲しいからFというFX業者

このように口座を広げると資産全体の管理が大変になります。アグリゲーションサービスで管理する方法もありますが、対応している金融機関も限られており完璧ではありません。
リバランスなどをする時に口座間の資金移動も発生します。


(2)投資対象(銘柄)を減らす
投資銘柄を増やすと手間がかかります。ファンダメンタル分析ならばそれだけ多くの銘柄を分析する手間がかかります。個別株を数十銘柄〜に投資するとなれば、それらの管理が必要になります。
信託報酬が手間削減に見合っているならば、投資信託を使って1つの商品で多くの銘柄に分散投資を実現するのも1つのソリューションです。


(3)大雑把に管理する
資産をこと細やかに管理するのは面倒です。多少の資産変動などは気にせずに大体の割合で良しとするとかなり手間は省けます。資産総額の増減なら±10%くらい、アセットアロケーションの比率なら±5%くらいからでいいのではないでしょうか。


繰り返しですが、長期投資は肩の力を抜いて気楽に手を抜くのが重要です。



私の著書 - ズボラ投資
「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」
連絡先
私への連絡は下記メールアドレスまでお願いします
tsurao@gmail.com

tsuraolife_banner_s

follow us in feedly

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ


Recent Comments
ブログ内記事検索
PR
お勧め銀行・証券会社
■証券会社■
○SBI証券

○セゾン投信


■銀行■
○住信SBIネット銀行


■401k(確定拠出年金)■
○SBI証券
タグ
Archives