電機大手、アフリカ開拓 ソニーや東芝、将来の成長にらむ
電機大手がアフリカ市場の開拓を本格化する。ソニーは2010年度に自社製品を扱う専売店を7割増やし、東芝はエジプトで液晶テレビ生産の検討に入った。
アフリカの09年の1人当たり国内総生産(GDP)は、産油国のリビアとアルジェリアで04年から約5割増加。南アフリカやアンゴラも中国を上回る。
日本企業も今更BRICsや新興国のように、収穫期に入ったところばかりではなく、次の場所を求めて進むのはいいことです。

しかし、BOPは去年あたりからHOTなテーマですから今でも遅いくらいです。他国のアフリカ進出も加速していることを考えると、今からこの規模の進出で太刀打ちできるのでしょうか?

欧州諸国はかつての宗主国というつながりを利用できます。中国は国と企業が一体となってものすごい勢いで乗り込んできます。日本の企業は彼らとの競争に勝てるのでしょうか。興味深いところです。