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少し前ですが、「美人すぎる」という言葉がマスコミの間で流行しました。

「美人すぎる海女」「美人すぎる市議」「美人すぎる首相」「美人すぎるバス車掌」「美人すぎるボクサー」「美人すぎるAD」…


その前には「カリスマ美容師」に代表されるカリスマブームもありました。(他には「カリスマショップ店員」など)


「美人女優の桐谷美玲」などと言われるように美人というだけでも凄いのに、「美人すぎる」といったらどれほどのもんなんだ…というものです。
が、実際はせいぜい美人までがいいところで美人すぎる人などどこにもおらず、言葉だけが独り歩きし、なんでもちょっときれいな女性がいれば「美人すぎる」という形容詞がつけられました。「美人すぎる」の安売りです。

「カリスマ美容師」も同じです。カリスマとは崇拝を伴うような偉大な英雄などに使われる言葉であり、たかが原宿でちょっと人気の美容師ごときで使うような言葉ではありません。しかし、世界の歴史上の偉大な支配者の数よりも多くのカリスマが日本の美容師階には存在するかのように「カリスマ」という言葉も安売りの乱発されました。


さて、本題です。

最近はバブルという言葉にも上記の「美人すぎる」「カリスマ」同様に乱発の安売り気配があります。


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