吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



政治

福田事務次官セクハラ疑惑について思うこと ? いろいろ変だよ

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財務省の福田事務次官がセクハラをしたとして報道され,辞任するといった話がここ数日いろいろと報じられてきました。これについて思うところがあるので書き留めておきます。

■Aが悪いのか,それともBが悪いのかと悪者を一つにしたがる傾向

ツイッターなどを見てみると,

「セクハラをした福田氏が悪い」
「いや,夜に女性記者を1人で派遣した上に、女性記者の被害申し出を無視したテレビ朝日が悪い」
「そんなこといってセクハラを容認するのか」

みたいな話を聞きますが,悪者を一つに決めようとしすぎじゃありませんかね?世の中はもっと複雑です。
酔っぱらい同士の喧嘩のようにどっちもダメってこともあるでしょうし,関係者がもっと多ければ,この部分はAが悪く,この部分はBが悪く、こことここはCが悪い,みたいなこともあるでしょう。

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子どもは負債なのか? いや,社会資本であろう

toyosu_yuyake

Twitterでいろいろ書いたので,ブログでもまとめて書いておきたいと思います。

お金持ちになりたいなら子供は作るな!
やっぱり子供は負債だろ

このようなブログがあっての話です。

上記のブログでは子供をバランスシートで分類すると負債であるとしていますが,簡単にどういう内容か整理しながら話を進めていきたいと思います。お金持ちになりたいなら子供は作るな!への反響を受けてやっぱり子供は負債だろを書かれていて,その中で子供と負債の関係について強くフォーカスして書かれています。


バランスシート的に子供が負債って変じゃない?

子どもを持つと将来的に費用が発生するということは理解します。しかし,負債とするのは理解できません。

あえてバランスシート的に子供を負債に計上するなら、対する資産には「のれん」として計上するのが適当でしょうか。
利益を生み出すのかはっきりしない資産ですからね。
資産バリュー投資的にいうと、のれんは資産価値0として評価するので、子供は資産になりません。
このようにバランスシート的な考え方をしてみた結果として負債に計上は腑に落ちません。
私は仕事でシステム導入を行っています。システムを導入するとライセンス費・保守費等々のランニングコストがかかりますが,システムや設備を負債と呼ぶことはまずありません。利益を生み出すかはっきりしないのは社内システムも同じですが,「利益を生み出すかはっきりしない社内システムを負債に計上して,資産にのれんを計上する」というバランスシート的な考え方は存じ上げません。

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「年金や国が何とかしてくれ」も「年金や国に期待しない」も残念

Leviathan by Thomas Hobbes

「国に何かしてもらうことを待ち受けている人」と「国に何も期待しない人」
年金に限らないのですが、多いのは年金のケースでしょうか。

一つは「国が年金を少ししかくれない。ちゃんとくれ。」のように国に何かしてもらうように期待する人です。もう一方はその逆で「年金がもらえることなんかに期待しない。自分個人で何とかする」のように国に期待せずに個人での努力に走る人。

個人的にはどちらも少し残念です。国への依存については逆のことを言っていますが、2つの意見は根底で共通している意識があります。

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東猴史紘氏から医療費の件で回答あり → それに対するコメント



先日、元国会議員秘書が、医療費を窓口で一旦全額支払ってもらうようにすることを提案だと?と書いたところ、そこで取り上げた東猴氏がブログで吊られた男さんへのご意見にお答えを書かれていました。

わざわざお返事いただいたものを無視してただの文句言いっぱなしでもよくないので、これに対してもここで書かせていただきます。


東猴氏は私が指摘した「お金がない人や市役所に行くのが難しい人をどうするのか?」といった指摘に対してフランスのヴィタルカードをソリューション例として挙げられています。
また、ご指摘のワーキングプアの方や高齢者など市役所に足を運ぶのが手間であったり時間がない人はどうするかという点ですが、例えばフランスの医療費還付制度ではクレジット機能付の健康保険証を発行しておりオンラインで指定口座に差額分を還付できるような制度を採っています。

ヴィタルカードというらしいのですが、日本もこういったクレジットカード機能付の健康保険証などを導入すれば市役所への手続きに行く手間や、その手続きを行う市役所職員の手間も大幅に軽減されるのではないかと思います。
「ヴィタルカードにクレジット機能ってあったっけ?」とも思ったのですが、それは置いておきます。

確かに市役所に足を運ぶのが大変な人にとってはヴィタルカードは便利で、市役所に行く手間という問題を回避してくれます。

しかし、これでは本末転倒に思えます。続きを読む



元国会議員秘書が、医療費を窓口で一旦全額支払ってもらうようにすることを提案だと?



オイ。チョットマテ…という記事を見つけました。

薬剤師が教えてくれた医療費を削減する意外な方法 --- 東猴 史紘 (agora)

結論から言うと、病院の診察代や薬局での薬の支払いを窓口で一旦全額支払ってもらうようにすることだ。そして払った分は後で市役所に領収書を持っていけば還付してもらえるようにする体制にすれば医療費が削減できるのではないかということだ。

具体的に子ども医療と高齢者医療の2つを例に説明する。まず医療費が一部無料である子ども医療(市町村によっては年齢や学年で分けている場合もある為一律ではない)に関する提案は以下のようになる。

(現状)
診察代無料、薬無料なのでお財布を持たずに病院に行ける。

(提案)
一旦現金で診察代や薬代を支払ってもらう。その後、市役所等管轄の役所に領収書を持っていけば代金を還付してもらえる。

次に、高齢者の医療費についての提案は以下である。

(現状)
見かけ上の所得に応じて1割〜3割を窓口で負担する。

(提案)
現状1割負担の人を2割負担に引き上げる。窓口では3割負担してもらい、市役所等に領収書を持って行けば差額の1割を還付する。

何を言っているんだ…という話です。

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