吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



年金

隣の芝(年金)が青く見える日本人 〜 世界一とも評されるデンマークの年金は?

Denmark_Flag

日本の年金制度への批判は強い。
  • 支給開始年齢を65歳から引き上げるな
  • 支給水準を引き下げるな
  • 保険料を上げるな
  • 積立金の運用でリスクを取るな
  • 年金だけで暮らせなくて別途2000万円必要なんてとんでもない
  • 等々
 
 
先日紹介したマーサーの年金ランキングで2012-2017年と6年連続1位,2018年/2019年は最高ランクのAランクながら2位となっているのがデンマークです。つまりほぼ世界一素晴らしい年金という評価を受けています。そんなデンマークはどうなっているのか?
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マーサー社のグローバル年金指数ランキングに見る,『良い年金』のイメージギャップ

mmgpi

先日,マーサー社が例年発表しているグローバル年金指数ランキングの2019年版が公表されました。
マーサー 「グローバル年金指数ランキング」(2019年度)を発表 - 家計債務と老後資産の高い相関関係を明確化 -

各国の制度の総合指数は、「十分性 (Adequacy)」、「持続性 (Sustainability)」、「健全性 (Integrity)」に大別される40以上の項目から構成され、この3つの項目指数を加重平均して算出している。
37ヵ国の年金制度を比較し,上記のように40以上の項目にそれぞれポイントを付けて総合評価を出しています。その結果,日本は37ヵ国中で31位でした。

さて,こう考えると「日本の年金はダメダメで,ほかの国の年金は日本より良い年金が多い」と思う人もいるでしょうが,いい年金とはどんなものでしょうか?

この40以上の個々の質問項目を見ると,この調査での評価軸と一般人の思っているいい年金には大きなギャップがあるように思えました。


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「年金2000万円問題」は存在せず,マスコミと政治によって作られた問題

金融庁がその審議会の資料として『「高齢社会における資産形成・管理」報告書(案)』という資料を公表したところ,「老後生活には自助努力で2000万円貯めろ、年金はもう払えないから自分で何とかしろとはどういうことだ!」「政府が年金破綻を認めた。もらえないなら払いたくない。払った年金返せ。」などと,SNSのみならずテレビ局なども取り上げてちょっと盛り上がっていました。

しかし,この批判の約半分は勘違いや知らないことからくる間違った指摘で,約半分は何か別の意図を持った悪意のある指摘といったところです。

まず,主な勘違いポイントを整理します。
  • 金融庁は2000万円必要と言っていない
  • 年金だけで老後生活費を保障するとは政府は言っていない (100年安心云々含めて)
  • 「ついに政府が年金破綻を認めた」のではない

そのあとに,この金融庁レポートの弱点について書きます。

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自称年金博士?それとも年金デマ師?自称年金博士の北村庄吾氏、データをねつ造して年金を叩くのはいかんですよ

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先日,2019年の年金大改悪 給料の60%超が天引きされる異常事態もという記事を見つけました。

10月から、厚生年金保険料が18.3%まで引き上げられるが、厚労省は、人口や経済の動向などから年金制度が持続可能かどうかを検証する2014年の「財政検証」で、「所得代替率50%を維持するには25.9%の保険料率が必要である」と密かに“軌道修正”している。
「その際に、保険料アップの新たな“目標”として持ち出されるのが、2014年の財政検証で国がわざわざ示した『25.9%』という保険料率です」(北村氏)

年金制度に詳しい“年金博士”こと社会保険労務士の北村庄吾氏が登場して上記のようなことを述べています。
現在18.3%となった厚生年金保険料が25.9%になったとしたら大変です。しかも国が直近(2014年)の財政検証で所得代替率50%を維持するのに25.9%が必要だなどと言っていたら,消費税値上げよりもインパクトがある話かも知れません。

そんなビッグニュースが2014年の財政検証発表時にもその後も一切話に上がってこないのは不思議なことです。
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iDeCo (個人型確定拠出年金) の運用商品数制限の是非

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先日,TwitterでiDeCo(個人型確定拠出年金)において商品の本数を制限することについての是非を語りました。これについてはいろいろな意見があるようです。せっかくTwitterでいろいろつぶやいたので,ブログでもスタンスを表明しておきます。

現実論として,一般的な水準の投資家を想定すると本数制限は妥当

私は基本的に上限本数制限に肯定派です。(もちろんその本数によっては必ずしも賛同はしませんが…)

そもそも何故に本数制限なんて話が?

まず,そもそも本数抑制なんて話がどうして出てきたのか?ここから触れたいと思います。
理由は社会保障審議会企業年金部会の第12回の資料1 確定拠出年金における運用についてという資料にあります。
行動経済学の知見によれば、消費者の金融商品購入にあたって、選択すべき項目が増えたり、選択肢が多すぎると、選択自体が困難になることがわかっている。
401(k)に関する研究では、運用商品数が増加するほど商品の特性が考慮されにくくなり、結果的に従業員にとって不利な商品選択を行っている可能性が指摘されている。
詳細はリンク先の資料を読んでいただきたいのですが,ざっとまとめると,本数が増えすぎると選択肢が多すぎ,まともに検討して選べなくなり,加入者の運用成績が悪くなるという話です。

※参考過去エントリー:企業型確定拠出年金の運用商品 この10本 〜 もし私が運用商品を選べるなら

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