週末の経済ニュースのトップは人民元の弾力化のニュースだったでしょうか。

中国人民銀:元の弾力性を強化−事実上のドル固定廃止示唆 (Bloomberg)


「急激な切り上げは無い。」「通貨バスケット制」などの話がありますが、いずれにしても為替の世界で大きなテーマとなっていた元のドルペッグが変わるのは大きな変化でしょう。


アメリカの批判に押され続けたこともありますが、単純な世界の工場としての輸出国ではなくなりつつある中国としてもインフレ対応として元の固定相場に限界が来ていたこともあるので、妥当な判断ではないでしょうか。


経済系のニュースが強いところでは、しばらく元相場の扱いが大きいことになりそうですね。