吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



リボ払い

クレジットカードのリボ払いのCMはあまりにも酷いんじゃないか?

参考
 ・リボ払いと人生、どちらをやめる?
 ・ご利用は計画的に?? 消費者金融さん・・・


クレジットカードのリボ払いのテレビCM、何とかなりませんかね。

クレジットカードのリボ払いのCMで、友人の結婚式のスピーチにて「(友人の)結婚式は今月3回目。毎月の支払いはバラバラなのに、入ってくるお給料は同じ。そこでリボ。リボ払いなら毎月の支払額が一定になり、生活に余裕ができます。」というようなCMが私の予想に反して続いているのですが、この考え方ってアリですか?

毎月の収入は一定 & 支出が安定しない→安定するリボ払い…という話は極悪にもほどがある。

毎月の支出が安定しないということは、多い月もあれば少ない月もあるはず。支出が少ない月にお金を貯めておけるはずです。
月単位で見れば支出はバラバラですが、月を跨いで考えればこれで単純に平準化できます。

支払いを平準化するコストにリボ払いの高金利を支払うような考え方はどう考えても成立しないでしょう。もしファイナンシャルプランナーが結婚式3回でカツカツの財政状況の人にリボ払いを勧めようものなら、失格の烙印を押されそうです。


ダウンタウンのガキの使いやロンドンハーツなどが劣悪番組として評価されることもありますが、こんなリボ払いの効用を勘違いさせるような内容の方がよっぽど悪どい。







リボ払いと人生、どちらをやめる?

タイトルは少し誇張していますが、そういうことです。


リボルビング払い、通称リボ払い

毎月決まった額を支払う分割払いですが、全くお勧めできません。
最近のクレジットカードにはリボ払いの機能がついているカードが多くあります。リボ払い専用のカードもあるくらいです。
このリボ払いですが、毎月の支払額が極めて低く抑えられており、支払いの負担感が低くなっています。
10万円の債務があっても月の支払いは5千円のようになっています。このように負担感が少ないせいか、リボ払いを利用している人も結構いるようです。


しかし、リボ払いをしながら人生を楽しく過ごすことはかなり困難ではないでしょうか。
会社やカードによって異なりますが、リボ払いの金利は15%程度になります。金利が高いとされるネットバンクの1年定期預金ですら0.5%を下回るような時代に15%です。

しかも、月々の支払額が少ないということは、元本の返済額が小さくて金利の支払いが多いということです。
金利が15%だとしても、実際の支払は元本の15%よりはるかに多い金額を金利として払うことになります。

よほどの資産家や高収入でもないかぎり、これだけの金利を払っていてはお金がすぐに無くなります。
そもそも、リボ払いを選択するような人は、一括で払えないからリボにしていることがほとんどでしょう。そんな人が高い金利を支払っていては、お金に困るために行動しているようなものです。自殺行為とも言えます。
もしくは、そこまでして金融機関の人の高い給与のためにお金を払ってあげるということは、どれだけ金融機関の人を愛しているというのでしょうか。

お金は人生にとっては重要です。リボ払いは、人生において重要なお金を失うために最適なツールの一つです。


リボ払いをやめますか?それとも人生をやめますか?



私の著書 - ズボラ投資
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