吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



ラップ口座

マネックス・セゾン・バンガード投資顧問の「MSV LIFE」サービススタート

マネックス・セゾン・バンガード投資顧問


つい先日,マネックス・セゾン・バンガード投資顧問は始まる前に終わってしまったのだろうかと書きましたが,ある意味で最高のタイミングでマネックス・セゾン・バンガード投資顧問MSV LIFEサービスが始まりました。
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マネックス・セゾン・バンガード投資顧問は始まる前に終わってしまったのだろうか

マネックス・セゾン・バンガード投資顧問


昨年12月に「マネックス・セゾン・バンガード投資顧問」登場 - ラップ口座に切り込むとして取り上げたマネックス・セゾン・バンガード投資顧問ですが,どうしたのでしょうか。

元々,事業開始は、金融庁への投資運用業等の登録完了を前提に、2016 年春を計画とありましたが,2016年9月12日時点でも公式サイトの提供サービスを見ると,以下のように準備中のままです。
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問 提供サービス


楽天証券に完全にお株を奪われた

マネックス・セゾン・バンガード投資顧問の売りは,ラップサービスを少額・低コストというところでした。
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アメリカでもファンドラップ(やその仲間)が拡大中

Clingfilm

日本では近年ファンドラップが資産を集めています。短期間での回転売買が封じられ、売買手数料からファンドラップにおける管理手数料へと収益源がシフトしています。日本の投資信託業界を語る時、よくアメリカが引き合いに出されますが、ファンドラップについてもちょうど良さそうな資料があったので、アメリカの状況を見てみます。

ファンドラップに1兆ドル

その資料とは、投資運用等を巡る国内外の状況という資料です。
us_managed_account
2014年2Qの時点で約1兆ドル(1ドル=110円とすると110兆円)がファンドラップに集まっています。2007年から2008年に掛けては金融危機のせいか大きく残高を減らしていますが、その後は順調に拡大しています。
他にも、UMA、レップ・アズ・アドバイザー、レップ・アズ・ポートフォリオ・マネジャーなども順調に資金を増やしており、この手のマネージドアカウントの残高は2014年2Q時点で4兆ドルに迫る勢いとのことです。(このペースだと今は4兆ドルを超えている?)


手数料はどうなの?

コストの目ざといインデックス投資家としては、これらのサービスの手数料が気になります。続きを読む



ステート・ストリートから低信託報酬の主要インデックスファンドが8本登場。しかし、「DIAMのパッシブファンド」パターンが頭をよぎる

robo advisor ロボアドバイザー


各アセットで信託報酬最安のインデックスファンドが8本登場

ステート・ストリートが主要なインデックスにおいて低信託報酬なインデックスファンドを8本リリースするというニュースが飛び込んできました。

4月20日にEDINETに掲載され、情報入手が早い投信ブロガーの方々が取り上げられています。
私がこのニュースを知ったのはステート・ストリートが超低コストインデックスファンド8本を設定(バリュートラスト)になります。

登場する8本のインデックスファンドの情報

登場するファンド8本の基本情報は以下のとおりです。全てのファンドが2016年5月9日に設定されるようです。
信託報酬は、最近、信託報酬が低いことで有名なたわらノーロード、三井住友、ニッセイなどよりも低い水準になっています。

ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン
  • 対象インデックス: TOPIX(配当込み)
  • 信託報酬(税抜き): 0.18%

ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン
  • 対象インデックス: MSCIコクサイ指数(円ベース)
  • 信託報酬(税抜き): 0.21%

ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり)
  • 対象インデックス: MSCIコクサイ指数(円ヘッジベース)
  • 信託報酬(税抜き): 0.22%

ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン
  • 対象インデックス: MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円ベース)
  • 信託報酬(税抜き): 0.29%

ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン
  • 対象インデックス: (NOMURA-BPI総合指数)
  • 信託報酬(税抜き): 0.18%

ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン
  • 対象インデックス: シティ世界国債指数(除く日本、円ベース)
  • 信託報酬(税抜き): 0.19%

ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)
  • 対象インデックス: シティ世界国債指数(除く日本、円ヘッジベース)
  • 信託報酬(税抜き): 0.20%

ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン
  • 対象インデックス: バークレイズ・エマージング・マーケッツ・ローカル・カレンシー・リキッド・ガバメント・インデックス(円ベース)
  • 信託報酬(税抜き): 0.12% *
※新興国再建はSPDR新興国債券ETFに投資するため、その費用となる0.50%が加わります。

この中では特に新興国株式の0.29%という信託報酬が光り輝いて見えます。


販売会社は三井住友信託銀行のみ 〜DIAMパッシブファンドのパターン?

このように注目のステート・ストリートのファンド8本ですが、現時点では販売会社は三井住友信託銀行のみとなり、販売会社が気になります。

販売会社はどうやって儲けるの?

この8本のファンドの信託報酬を分解すると以下のとおりです。
ステート・ストリート インデックスファンド 信託報酬 内訳
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「マネックス・セゾン・バンガード投資顧問」登場 - ラップ口座に切り込む

Car

マネックスグループ、クレディセゾン、バンガードの3社が共同してマネックス・セゾン・バンガード投資顧問という会社を設立したことが発表されました。(マネックスグループ株式会社のプレスリリース)

マネックスグループ、クレディセゾン、バンガードはお互いに業務で協力をしていることあり、その3社で手を取り合ったという感じでしょうか。
    • マネックス証券は昔からバンガードのファンドを取り扱っていました(口座管理手数料が不評でしたが…)
    • クレディセゾンはセゾン投信がバンガードのファンドを組み入れてセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを提供しています
    • マネックスとクレディセゾンでは、マネックスセゾンカードというカードがあります

具体的な内容はまだ公表されていませんが、日経新聞の11月30日の記事によるとラップ口座のサービスというところまでは決まっているようです。
他のラップサービスに比べてはるかに安くするが、具体的にはこれから決めたい。対象は一般の個人で、1万円といった投資信託並みの最低投資金額にする。ただし中身もプロから見ても素晴らしい品質にする。結果的に法人顧客も出てくるだろう。販売方法はオンラインに限らず、銀行や他の証券会社を経由しても良い。ただ低コストが阻害されることはあってはならない」
マネックス松本社長「新たな投資家向けサービス作る」 (日経新聞)
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