今日は(も)独り言です。



ゼロクーポン債
期間中の利払いが無い代わりに、購入時の価格を額面よりも安く、償還時には額面金額を受け取れる債券です。期中の利払いが無く、複利効果で増えていくのでこっそり人気の商品です。

しかし、ゼロクーポン債はアメリカ国債が代表的で、他にも世界銀行発行のものなど公債的な性格のものが少しだけあるくらいです。このようにゼロクーポン債の発行は極めて限られています。一般企業が発行しているところを目にすることはほとんどありません。日本でも金融債としてワリシンくらいですか。

一般企業のゼロクーポン債もあったら・・・なんて思うこともありますが:

「額面100万円。期間10年。購入金額50万円」なんてゼロクーポン債を大量に発行しても10年間は利払いが無いだから、ある意味ただで資金を集められる。
こうなると、返済ののことは後で考えるとして資金を集めるというモラルハザードを起こす企業が出てきてもおかしくない。
一般企業の金融商品としては成立しなさそうです。