みのりの投信という存在をネットで知りました。ポートフォリアという会社が運用する2013年4月30日設定の投資信託で楽天証券等で購入できます。
そして、この投資信託が全くイケてないので、題材として取り上げさせていただきます。
みのりのみのりという月次レポートを発行しています。
その中で以下のような内容を公表しています。
現金等が85%超と非常に特徴的です。現金比率が高いこと自体は運用としてあってもいい選択肢です。
しかし、みのりの投信では非常に問題です。
目論見書を見ると株式への実質投資割合は原則として信託財産の純資産総額の50%を超えるものとしますという記述があるのです。
株式比率14.3%は明らかに目論見書のルールに反します。
投資信託は、あくまでルールに従って運用されるファンドです。
新興国株式に投資しますと目論見書に書いたファンドが、日本国債と現金のみという運用は許されません。
TOPIX連動を目指しますというインデックスファンドが30銘柄厳選投資をすることは許されません。
グロース株に投資するファンドが、「今の時期はバリューが有利じゃないかな」というファンドマネージャーの判断によってバリュー投資に切り替えることは許されません。
投資信託はファンドマネージャの腕が試される場でもありますが、あくまでその投資信託のルールに従った運用の範疇での判断でしょう。
株式組入れ比率についても同様で、条件があるならその範囲内で運用しないとダメ。どうしても自分の思うように株式比率を決めたいというなら「株式への実質投資割合は原則として信託財産の純資産総額の50%を超えるものとします。」のようなルールは初めから設定しなければいい。
いずれにしても、その投資信託の運用方針として定めたルールを守らない投資信託は糞。
そして、この投資信託が全くイケてないので、題材として取り上げさせていただきます。
みのりのみのりという月次レポートを発行しています。
その中で以下のような内容を公表しています。
現金等が85%超と非常に特徴的です。現金比率が高いこと自体は運用としてあってもいい選択肢です。
しかし、みのりの投信では非常に問題です。
目論見書を見ると株式への実質投資割合は原則として信託財産の純資産総額の50%を超えるものとしますという記述があるのです。
株式比率14.3%は明らかに目論見書のルールに反します。
今しばらくは、株式組入比率の上昇や本格的な海外株式の組入れのタイミングをじっくりと待ちつつ、微調整を続ける方針です。こんな言い訳もしていますが、これはアウトじゃないですかね。
投資信託は、あくまでルールに従って運用されるファンドです。
新興国株式に投資しますと目論見書に書いたファンドが、日本国債と現金のみという運用は許されません。
TOPIX連動を目指しますというインデックスファンドが30銘柄厳選投資をすることは許されません。
グロース株に投資するファンドが、「今の時期はバリューが有利じゃないかな」というファンドマネージャーの判断によってバリュー投資に切り替えることは許されません。
投資信託はファンドマネージャの腕が試される場でもありますが、あくまでその投資信託のルールに従った運用の範疇での判断でしょう。
株式組入れ比率についても同様で、条件があるならその範囲内で運用しないとダメ。どうしても自分の思うように株式比率を決めたいというなら「株式への実質投資割合は原則として信託財産の純資産総額の50%を超えるものとします。」のようなルールは初めから設定しなければいい。
いずれにしても、その投資信託の運用方針として定めたルールを守らない投資信託は糞。